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【SUPER GT 第6戦 オートポリス】「ペナルティの30数秒ロスがなければ6~7番手では終わたかも」とレース後に34号車 道上選手

「自分たちが持っているものでベストを尽くせた」と64号車 牧野選手

2019年9月8日 開催

Modulo Nakajima Racingの牧野任祐選手(左)、中嶋悟総監督(中央)、ナレイン・カーティケヤン選手(右)

 オートポリスインターナショナルレーシングコース(大分県日田市)で9月8日、SUPER GTのシーズン第6戦「2019 AUTOBACS SUPER GT Round 6 AUTOPOLIS GT 300km RACE」の決勝レースが行なわれ、GT500クラスに参戦している64号車 Modulo EPSON NSX-GTはクラス7位、GT300クラスに参戦している34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3はクラス11位でレースを終えた。

 レース後に両チームの4選手と中嶋悟総監督による会見が行なわれ、レース内容についてコメントしたので紹介する。

Modulo Nakajima Racing

牧野任祐選手

牧野任祐選手:僕は最初にスリック(タイヤ)で出ていって、雨が強くなってきたのでウェット(タイヤ)に変えたんですけど、ウェットに変えた走り出しはよかったんですが、そこからグリップの落ちが激しくて。でも、全然付いていてないかなと思ったら、BS(ブリヂストン)勢がかなり落ちてきて、その落ちてきたところである程度戦えていたのかなという気がしています。(マシンによって)速いところ、遅いところが結構違ったので、最後は6号車(WAKO'S 4CR LC500)を追いかけていて、でも抜けなくて、個人的には6号車を抜けていればよかったと思えるところでしたが、それでも今自分たちが持っているものでベストを尽くせたかなと考えています。

ナレイン・カーティケヤン選手

ナレイン・カーティケヤン選手:今回のレースでは途中でコンディションが変わって、セーフティカーも入ってくるといった展開で、混乱する部分がたくさんあったかと思います。100%満足と言える結果ではなくて、でもセーフティに走れたことが今回の収穫です。

中嶋悟総監督

中嶋悟総監督:結論から言うと2人とも頑張ってくれて、天候には左右されたもののわれわれとしてはいい方向で終われたかな、と。(天候が)ああだったら、こうだったらというのは後からの話で、その場で起きたこと、ドライバーからの情報その他でその場で判断するってことだから。天気予報では土砂降りになるって話だったけど、結果としてはああいう(天候が目まぐるしく変わる)感じだったし。だから、目の前の状況に対応することで、ああいった結果でうまく終われたのかなという気がします。

Modulo Drago CORSE

道上龍選手

道上龍選手:全体的に見ると僕らの戦略はすごくよかったと思っています。追い上げることができていたのですが、SC(セーフティカー)が1回入っただけであればよかったのですが、その後もSCが入ったりして、最終的には(自分たちとは違う)スリックタイヤが速いペースで走れていたようです。それにはSCが何回か入ってきたタイミングもあって、本来ならウェットタイヤを使っている自分たちがスリック勢ともっと差を広げておけるところで、SCが入っている時間に路面が乾いたというシーンもあって、そこからはスリックの速いペースに太刀打ちできなくなり、ポイントを取りこぼしてしまった面もありました。また、作業違反としてペナルティを受けてしまったことが、今回ポイントを取れなかった一番の原因かなと思います。

 具体的には、(自分から)大津選手に交代して出ていくときに、リアウイングにブームから出ているエアツールのホースが引っかかってしまって、そのまま走り出してしまい、ブームが倒れてエアインパクトも飛んでいってしまって。それが「ピット作業違反」と判定されてしまいました。それで(ドライブスルーペナルティにより)30数秒ロスしてしまって、チェッカー後のタイム差に換算すると(ロスがなければ)6番手とか7番手あたりでレースを終えられていたのかなという感じです。

 次戦は狭いSUGOで、今日のようなレース展開になるとピットが混雑して、今回のような作業ミスが起きかねないので、気を引き締めていきたい。(ハンデの)ウエイトも半分になりますし、SUGOは去年もいいレースができたので、まぁ本当はこのコース(オートポリス)も得意だったんですけど、SUGOは事前テストでもまぁまぁのフィーリングが掴めていたので、もうワンプッシュして、最終戦の前にいいレースをしたいと思います。

大津弘樹選手

大津弘樹選手:ピットインで交代したタイミングがものすごくよくて、こちらがピットインした直後にSCが入って、出た時の順位は5番手ぐらいでした。でも、そのSC後がすごく混乱して、ウェットタイヤとスリックタイヤの装着車が混雑して、ちょっとアグレッシブに攻めきれませんでした。そこで順位を大きく上げられなかったのがあります。GT-Rを抜いて4位にまで順位を上げたのですが、その後のピットインはバタバタした中だったので、ミスも起きてしまって。これは本当にしょうがないことなのかなと思います。ペースもよかったので、たらればであのミスがなかったら4位ぐらいにいれたと思うと、まぁしょうがないかなと思います。

 事前テストではSUGOが一番タイムが出ていて、去年よりもさらに調子がよさそうなので、次こそは表彰台、優勝を取りたいと思いますし、予選でもしっかりとパフォーマンスを生かせるように頑張りたいと思います。

Modulo Drago CORSEの大津弘樹選手(左)と道上龍選手(右)