パイオニア、9V型大画面モデルに“約2.4倍”のHDパネルを搭載した新型“楽ナビ”6機種

新たに9V型HDモニターを採用した「AVIC-RQ903」

　パイオニアは10月2日、カロッツェリアカーナビ“楽ナビ”の2019年冬モデルとなる6機種を発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円～11万円（税別）前後。発売時期は10月となっている。

　新型“楽ナビ”の6機種では、美しく見やすい地図表示や自車位置を正確に表示する高い測位精度に加え、独自のプローブデータを活用した「スマートループ渋滞情報」や「VICS WIDE」に対応。目的地までより早く着くルートを提案可能にしているなど充実したカーナビとしての基本性能を備え、幅広いメディアに対応し、「タイムアライメント」「13バンドグラフィックイコライザー」など多彩な音響調整機能を搭載する充実したAV機能を搭載。

　これに加え、ラージサイズメインユニットタイプの「AVIC-RQ903」では、大画面の9V型モニターの解像度を従来モデルのワイドVGAから約2.4倍となるHDに改良。276万4800画素の高画質表示によって地図表示をより判別しやすくするほか、より高精細な映像コンテンツが楽しめるようになる。

ラージサイズメインユニットタイプ

200mmワイドメインユニットタイプ

2D（180mm）メインユニットタイプ

200mmワイドメインユニットタイプの「AVIC-RW503」

　これ以外にも“楽ナビ”2019年冬モデルでは、安心・安全なドライブをサポートする新機能として、高速道路や有料道路で自車が逆走していると検知した場合、音声と画面表示で通知する「逆走警告」機能を採用。

　AVIC-RQ903以外の製品では、ピアノブラックを基調としたシンプルで落ち着きのある本体デザインを採用。「現在地キー」「メニューキー」は滑り止めパターンを備えるダークシルバー塗装として操作時の識別性を向上させている。

　なお、AVIC-RQ903は発売から最大3年間（2022年10月まで）、道路データや地点情報データなどを追加費用なく最新情報にアップデートできる「マップチャージ」に対応している。

2D（180mm）メインユニットタイプの「AVIC-RZ503」