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ホンダ、世界初公開の「CBR1000RR-R FIREBLADE」を「EICMA 2019」出展。160kW/14500rpmの新開発エンジン搭載
「SH125i」「SH150i」「Rebel 500」を出展
2019年11月5日 17:21
- 2019年11月4日(現地時間) 発表
本田技研工業の英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは11月4日(現地時間)、世界初公開となる「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」を、イタリア・ミラノで開催されるミラノショー「EICMA 2019」(プレスデー:11月5~6日、一般公開:11月7日~10日)に出展すると発表した。
CBR1000RR-R FIREBLADE、CBR1000RR-R FIREBLADE SPは、ホンダスーパースポーツのトップエンドモデル。MotoGPワークスマシンの「RC213V」で培われた技術を取り込み、サーキットでも高いポテンシャルを発揮するモデルと位置付けられる。
フルモデルチェンジによって新設計となる最高出力160kW/14500rpmを発生する水冷直列4気筒エンジンを搭載。チタンコンロッドやアルミ鍛造ピストン等の部品を採用しながら軽量化と高回転化を達成。
メインフレームはアルミ製ダイヤモンドフレームを採用し高い出力を受け止める剛性と軽量化を両立。同時に、より安定感を得られる車両設計と優れた空力特性を追求した。足まわりは、対向4ピストンラジアルマウントタイプをフロントブレーキに採用。新設計のリアホイールにより軽量化を図った。
SPタイプでは、フロントキャリパーにBrembo(ブレンボ)製を採用。Ohlins(オーリンズ)製の電子制御式フロントフォーク、リアサスペンションとともに、路面追従性と高いコントロール性を追求した。
EICMA 2019には、CBR1000RR-R FIREBLADE、CBR1000RR-R FIREBLADE SPのほかにも、ヨーロッパ向け2020年モデルの2輪車ラインアップとして発表された欧州コミューターモデルSHシリーズ「SH125i」「SH150i」、クルーザーモデル「Rebel 500」を出展。CBR1000RR-R FIREBLADE、CBR1000RR-R FIREBLADE SP、Rebel 500については、日本での販売を予定している。
欧州コミューターモデルSHシリーズ「SH125i」「SH150i」
欧州コミューターモデルSHシリーズ「SH125i」「SH150i」は、 4バルブ化やホンダのスクーター初となる油圧式カムチェーンテンショナーリフターの採用により、出力向上と環境性能も併せ持った新世代エンジン「eSP+(イーエスピープラス)」をホンダのスクーターとして初搭載。
フレームも新設計とし、燃料タンクをフロア下に移動。シート下ラゲッジボックス容量の拡大(18L~28L)とともに、市街地走行における軽快な取り回しと高い速度域における安心感の高い操縦安定性を実現。灯火器類はフルLED化し、Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)や新設計のLCDメーターも採用し先進装備を充実。USBソケットを採用して、快適性と使い勝手も向上させた。