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ホンダ、「Honda e」が2020年レッド・ドット賞の最高賞を獲得
「CBR1000RR-R FIREBLADE」もプロダクトデザイン賞を受賞
2020年3月30日 18:13
- 2020年3月30日 発表
本田技研工業は3月30日、ドイツで1955年から行なわれている国際的プロダクトデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」で、2020年に発売を予定する新型EV(電気自動車)「Honda e(ホンダ イー)」が年間の最高賞となる「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を獲得。また、3月20日に発売した大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」もプロダクトデザイン賞を受賞したと発表した。
スマート・プロダクト部門においてもレッド・ドット賞に輝いたHonda eは、ホンダが大切にしている「人間中心の考え方」に基づき、人に寄り添うシンプルなデザインと使い勝手を重視して開発されたEV。現代における都会の生活でのニーズを満たし、シームレスに集約されたコネクテッド技術と優れたドライビングダイナミクスによってユーザーに新しい価値を提供する。
ダッシュボードにある2画面の大型タッチスクリーンはさまざまなアプリケーションやコネクテッドインフォテインメントサービスを表示して、ラウンジのような空間でユーザーの都会での生活をシームレスに統合。2画面の大型タッチスクリーンを使ってさまざまなコネクテッドサービスにアクセスすることで、運転者と同乗者が、運転中・停車中・充電中など、さまざまなシチュエーションで同じコネクティビティーと快適さを得ることができる。
バッテリーは車体のフロア下に配置。低重心で小さいながら安定感のあるプロポーションを実現し、コンパクトEVとして安定感と操縦性の最適なバランスに寄与している。
2輪車のプロダクトデザイン賞でレッド・ドット賞を受賞したCBR1000RR-R FIREBLADEは、サーキット走行やレースなどで高い性能を発揮することを目標として、「TOTAL CONTROL for the Track~サーキットで本領発揮するマシン」を開発コンセプトに採用するCBRシリーズの最上位モデル。
2輪マシンによる最高峰レース「MotoGP」で世界タイトルを取り続けているホンダのワークスマシン「RC213V」で培われた技術をエンジンに採用し、“CBR史上最高”のエンジン出力を実現。最適化・軽量化が行なわれて加速時と制動時の安定性を高めたフレーム、スポーツライディングをサポートする高度な電子制御機能などによって高いポテンシャルを備えたモデル。ホンダでは、サーキットでも高度な性能を発揮できるよう、技術を極限まで追求する中で磨かれた機能美が評価されての受賞と分析している。