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ブリヂストン、富士のショートサーキットで「ワクワクPOTENZAドライブ」

2019年12月15日 開催

富士スピードウェイのショートサーキットでブリヂストンが実施した「ワクワクPOTENZAドライブ」

 12月15日、TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL(以下、TGRF)が富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催された。TGRFはTOYOTA GAZOO Racingのファン感謝デーでとして行なわれているイベントで、富士スピードウェイの各所でさまざまなプログラムが用意されている。

 SUPER GTでレクサスチームなどにレーシングタイヤを供給するブリヂストンは、ショートサーキットで「ワクワクPOTENZAドライブ」を実施。このワクワクPOTENZA(ポテンザ)ドライブは、標準装着されたタイヤと市販のスポーツタイヤ、つまりポテンザの違いをショートサーキットで乗り比べて体感してもらおうというもので、TGRFでは人気プログラムの一つになっているという。

 インストラクターを務めている石井昌道氏に聞くと、サーキットで比較走行をすることで誰もが違いが分かるといい、参加者にはとても好評とのこと。

タイヤに詳しいモータージャーナリストとして知られる石井昌道氏。今回はインストラクターを務めていた
ショートサーキットのピットレーンに並ぶ比較試乗車。スープラはインストラクターの先導車となっていた
試乗車として用意されていた「ヴィッツ GR SPORT」
「86」も試乗車に
標準装着タイヤ想定として「RE050A」
スポーツタイヤとして「RE-71R」
ショートサーキットを比較試乗

 ショートサーキットでの比較試乗のほか、ランフラットタイヤ「ポテンザ S001 RFT」の同乗体験も実施。これは、わざとドリルで穴を開けてパンクさせたランフラットタイヤに同乗してもらい、80km/hで80km以上走行可能なランフラットタイヤの性能を理解してもらうもの。パンクしたタイヤでスラロームなどを行ない、いざというときの安全性の高さを体感できるようになっていた。

 このコーナーでは、ポテンザ S001 RFTのカットモデルも展示。ランフラットタイヤのテクノロジが目で見て分かるような工夫がされていた。

パンクさせたランフラットタイヤの同乗体験
ドリルでサイドウォールに穴を開ける
パンクしているため、サイドウォールがゆがんでいる
パンクしたままスラロームを実施。走れてしまうのがランフラットタイヤの特徴
左が通常タイヤ、右がランフラットタイヤ。サイドウォールの剛性部材などが違うのが分かる
ポテンザ S001 RFTでは、ランフラットタイヤの乗り心地を改善。タイヤを踏んで体感できるようなデモも実施
同乗体験には3台のスープラを用意