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“自分の燃費を把握しよう”など新しい「エコドライブ10のすすめ」。エコドライブ普及連絡会が改訂版公開
2020年1月28日 10:01
- 2020年1月27日 公開
警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省で構成するエコドライブ普及連絡会は1月27日、「自分の燃費を把握しよう」「ふんわりアクセル『eスタート』」などエコドライブに必要な“運転技術”や“心がけ”を紹介する新たな「エコドライブ10のすすめ」を公開した。
エコドライブ10のすすめは、エコドライブの普及・推進において統一的に用いるためのものとして2003年に策定され、2006年、2012年の一部見直しを経て広報啓発が行なわれてきた。今回、前回の見直しから一定期間経過していることから、10のすすめの項目の見直しの必要性について、関係団体等と点検を行なった。新たに策定された「エコドライブ10のすすめ」については下記のとおり。
エコドライブ10のすすめ
1:自分の燃費を把握しよう
2:ふんわりアクセル「eスタート」
3:車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
4:減速時は早めにアクセルを離そう
5:エアコンの使用は適切に
6:ムダなアイドリングはやめよう
7:渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
8:タイヤの空気圧から始める点検・整備
9:不要な荷物はおろそう
10:走行の妨げとなる駐車はやめよう
今回の見直しで、エコドライブに取り組もうとするもしくは継続的に実施するきっかけとして「燃費を把握する」ことが重要であると考え、従来のエコドライブ10のすすめで第10項目にあった「自分の燃費を把握しよう」が、新たなエコドライブ10のすすめでは、第1項目に移された。
自分の燃費を把握することについては、満タン法や燃費計に加えて、燃料管理アプリの活用などを紹介している。
エコドライブ普及連絡会では、エコドライブ10のすすめの改訂に合わせて、その周知を図るために「エコドライブ10のすすめ」リーフレットを作成。新しいリーフレットは、ドライバーに新しい10のすすめを知ってもらうだけではなく、ドライバーが子供と一緒にエコドライブで学ぶことをコンセプトに作成。また、エコカーの利用や、ハイブリッド車、電気自動車のエコドライブ運転方法のコツなども記載されている。