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フォルクスワーゲン、8代目「ゴルフ GTI」をジュネーブショー 2020で世界初公開

最高速210km/hの部分自動運転「トラベルアシスト」採用

2020年2月20日(現地時間) 発表

「ジュネーブモーターショー 2020」で新型「ゴルフ GTI」ニアプロダクションプロトタイプを世界初公開

 フォルクスワーゲンは2月20日(現地時間)、「ジュネーブモーターショー 2020」(一般公開:3月5日~15日)で新型「ゴルフ GTI」のニアプロダクションプロトタイプを世界初公開すると発表した。

 2019年10月に世界初公開された8代目ゴルフのスポーツモデルとなる新型ゴルフ GTIは、パワフルなガソリンエンジンや機敏な変速機構、前輪駆動方式、クリーンな外観デザインとラジエーターグリルの赤いストライプといった歴代GTIのDNAを継承しつつ、デジタル化を行なってコネクテッド機能を採用。多数の先進運転支援システムを搭載している。

 新しいゴルフ GTIでは、新型「パサート」で初搭載された部分自動運転システム「Travel Assist(トラベルアシスト)」をコンパクトスポーツカーとして初採用。最高210km/hまでトラベルアシストを利用して走行できる。

 インテリアはデジタルコクピット化され、タッチコントロール機能を備えるマルチファンクション スポーツレザーステアリングを装着。一方で人間工学に基づく標準装備のスポーツシートには、GTI伝統のチェック柄のシート表皮が与えられている。

 パワートレーンでは「期待を上まわる」と表現されるエンジン出力とトランスミッションを採用し、新世代DCC(アダプティブシャシーコントロール)も備えて正確なドライビングを可能とする。なお、新型ゴルフ GTIのローンチは2020年後半とされている。

8代目ゴルフ