フォルクスワーゲン、新型ゴルフ GTIシリーズの頂点「クラブスポーツ」世界初公開

新型ゴルフをベースにした「ゴルフGTI クラブスポーツ」をワールドプレミア

　独フォルクスワーゲンは10月14日（現地時間）、第8世代目となる新型「ゴルフ」をベースにした「ゴルフGTI クラブスポーツ」をワールドプレミアした。

　第8世代目の新型ゴルフにおいてはガソリンモデルのゴルフ GTI、プラグインハイブリッドモデルのゴルフ GTE、ディーゼルモデルのゴルフ GTDを展開しており、今回新たにゴルフGTI クラブスポーツを公開。

　エクステリアでは、ハニカム形状の開口部が大きく開いたフロントバンパーが与えられるとともに、大型のリアウィング、18インチのアルミホイールなどを装備。また、全高は標準のGTIから10mm下げ、特殊なディフューザーなども与えることで全体的にスポーティな印象を与えるデザインに仕上げられた。

　インテリアでは高いサポート性能を誇るプレミアムスポーツシートを備えたほか、パドルシフトを備えたスポーツステアリング、アルミニウム風のペダルなども装備される。

　クラブスポーツはターボチャージャー付きエンジン（EA888 evo4）を搭載し、最高出力は221kW（300PS）、最大トルクは400Nmで、第8世代のゴルフGTIの新しいフラグシップモデルに位置付けられる。新しいゴルフGTIでは、ビークルダイナミクスマネージャーがXDS（電子制御ディファレンシャルロック）とオプションのDCC（アダプティブシャーシコントロール）統合制御しているが、今回のクラブスポーツでは新たにフロントアクスルディファレンシャルロックも含まれたという。