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アストンマーティン、「Q by Aston Martin」の“ダークアート仕様DBX”ジュネーブショー 2020で展示

テーラーメイド仕様やアクセサリー装着など3種類を設定

2020年2月24日(現地時間) 発表

「DBX×Q by Aston Martin」

 アストンマーティンは2月24日(現地時間)、「ジュネーブモーターショー 2020」(一般公開:3月5日~15日)で同社初のSUV「DBX」をベースとした“ダークアート仕様”のカスタマイズ車両「DBX×Q by Aston Martin」を公開すると発表した。

 アストンマーティンのパーソナライゼーション・サービス「Q by Aston Martin」によってカスタマイズが行なわれ、ユーザーの希望に応じて「Commission」「Collection」「Accessories」の3レベルを用意。

DBX×Q by Aston Martin

 個人的な好みを完璧に反映させるテーラーメイド仕様のCommissionでは、大胆な外観デザインをさらに引き立てる22インチのグロスブラック・ホイールを装備。

 オブシディアン・ブラック・レザーを基調としたインテリアでは、機械加工が施された特注の「ダイヤモンドパターン・サテンクローム・アルミニウム・ジュエリーパック」が印象的なアクセントを追加。

 センターコンソールやドアトリムに装着されるユニークな「カーボンファイバー製エレメント」は、細心の注意を払いつつ手作業で配置した280層のカーボンファイバーで構成される個体ブロックを、機械加工によって削り出したもの。美しい仕上がりを特徴とするこのコンポーネントの製作には、12時間の硬化プロセスの後、5軸ミリングによる90時間の切削加工が必要になるという。

 また、ラゲッジスペースのフロア全体には「ヘリンボーン・カーボンファイバーパネル」が装備されている。

DBX×Q by Aston Martinのテーラーメイド仕様「Commission」では22インチのグロスブラック・ホイールを装備
インテリアでは特注の「ダイヤモンドパターン・サテンクローム・アルミニウム・ジュエリーパック」、機械加工された「カーボンファイバー製エレメント」などでテクニカルな雰囲気を演出する
ラゲッジスペースのフロア全体に「ヘリンボーン・カーボンファイバーパネル」を採用

 Collectionはエクスクルーシブでありながら、事前に仕様が決められているオプションを装着して個性を表現。アストンマーティンの社内デザインチームが以前に開発した「サテン・キセノン・グレイ」のボディカラーや「カーボンファイバー・ロア・エクステリアパック」、ブラック・アルマイト仕上げの「トレッド&シルプレート」などを組み合わせたパッケージ・オプションが用意されている。

 アストンマーティン エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン氏は、「Q by Aston Martinによって従来から設定されてきたデザイナー仕様は、無限に近いカラーと素材の選択肢をお客さまに提供し、カスタマイゼーションの限界を押し広げてきました。今回のモーターショーに出展する車両は、探求可能なインスピレーションの1つを示すものに過ぎません。DBXは、お客さまのライフスタイルを反映させる究極のキャンバスとなります。今回の展示によって、今後数か月間に、非常に幅広いパーソナライゼーションが施されたDBXを目にすることができると期待しています」と述べている。