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アストンマーティン、新型SUV「DBX」を中心にオールラインアップ展示

11月20日~21日に六本木ヒルズ大屋根プラザで展示

2020年11月20日~21日 展示

 アストンマーティンは11月20日〜21日の2日間、アストンマーティンブランド初のSUVモデル「DBX」をメインに「DBS スーパーレッジェーラ」「DB11」「ヴァンテージ ロードスター」といったオールラインアップを東京の六本木ヒルズに展示する。

 アストンマーティンのオールラインアップを展示するこのイベントは、「Aston Martin Deserves to be driven」と題して、アストンマーティンの走ることの楽しさを追求する側面と、アストンマーティンの新しいビジョンをもとにブランドの次なる進化を示そうとするもの。

アストンマーティン初のSUVモデル「DBX」
アストンマーティン初のSUVモデル「DBX」
アストンマーティン初のSUVモデル「DBX」
DBS スーパーレッジェーラ
DB11
ヴァンテージ ロードスター

走ることの楽しさを追求するアストンマーティン

アストンマーティンジャパン マネージングダイレクター 寺嶋正一氏

 会場であいさつをした、アストンマーティンジャパン マネージングダイレクター 寺嶋正一氏は「アストンマーティンは、その芸術的な美しいデザイン、卓越したクラフトマンシップ、最高の品質へのこだわりで知られています。今回は、『Deserves to be driven』というテーマで、アストンマーティンが走ることの楽しさを追求したクルマであるという側面をお伝えしていきたいと考えております」とイベントの狙いを話した。

 そして、寺嶋氏はアストンマーティンは創業以来、常にレースと関わり、レースで培ったテクノロジーを市販車にフィードバックすることで、伝説的モデルを生み出してきたことを強調。2020年9月に開催されたルマン24時間耐久レースにおいては、GTE-Proクラス、GTE-Amクラスでダブル優勝を果たし、さらには2019-2020年シーズンのWEC世界耐久選手権において、マニュファクチャラーズチャンピオン、ドライバーズチャンピオンを獲得したことを報告した。

 現代のアストンマーティンについて、寺嶋氏は「アストンマーティンは、マレック・ライヒマン率いるデザインチームによる、芸術的な美しいデザインと、マット・ベッカー率いるエンジニアリングチームによる、運転する楽しさを追求したテクノロジーの融合によって生み出され、クラフトマンシップによって最高品質で仕上げられます」と紹介、続けて「アストンマーティンは、単にパワースペックを追求したクルマではなく、絶妙なバランス、セッティングで、運転する楽しさを追求しています。さらに、スポーツモデルにおいては、パワートレーン、サスペンションにそれぞれ3段階のドライビングモードが設定されており、任意の組み合わせによって、実に9通りの乗り味を堪能できます。一番ソフトな組み合わせにおいては、優雅なロングツーリング、一番ハードな組み合わせにおいては、レースカーさながらの走り、エキゾーストノートを体験できます。そして、その時の用途、シーンに応じて、ご自分のお好みの組み合わせで、最適な走りを実現できます」と説明した。

 今回の展示の中心となる新型DBXについては、寺嶋氏は「DBXでは、大切なペットと出かけるペットパック、スキーに出かける方であればスノーパック等、さまざまなアクセサリーパッケージをご用意しています。アストンマーティンは、オーナーのあらゆるライフスタイルにも対応し、それらをより豊かに、より洗練された形で演出します」と紹介した。

アストンマーティンの美しさに、挑発的な要素を加えた新しいビジョン「美しさ-情熱-魂-姿勢-パワー-ラグジュアリー」

アストンマーティンのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー、マレク・ライヒマン氏

 現地からビデオレターを届けた、アストンマーティンのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー、マレク・ライヒマン氏は「2020年はすべての人々にとって苦難に満ちた年となりましたが、大きな変化の時期は、大きなチャンスの時期でもあります。この困難な年にもかかわらず、私たちは他の現行ラインアップDBS、DB11、Vantage Roadsterとともに、アストンマーティン初のSUVモデル、DBXを成功裏に発売することができました」と話すとともに、2020年は新しい経営陣が加わり事業計画が更新され、メルセデス・ベンツAGと戦略的協力関係を拡大強化することを発表したことを報告した。

 そして、ライヒマン氏はアストンマーティンにおける新しいビジョンとして策定された「美しさ-情熱-魂-姿勢-パワー-ラグジュアリー」というブランドの方向性を示すキーワードを紹介。このブランドの方向性は、ブランドの遺産を次の世代へと進化させるためアストンマーティンならではの美しさに、挑発的な要素を少し付け加えたものという。

 ライヒマン氏は「アストンマーティンのクルマは、107年という長い歴史の中で、自動車の芸術作品を作りたいという願望から生まれました。アストンマーティンのすべてのモデルには、製作者の哲学、魂、血と汗と涙が込められています。飽くなき情熱と最高の機能が融合することにより、人々の魂を刺激する美しさが生み出されます。そのクルマは、人々の視線を一身に集めます。つまり、それがアストンマーティンなのです」と解説した。

Aston Martin – Deserves to be Driven

日程:2020年11月20日~11月21日11時~20時
会場:六本木ヒルズ 大屋根プラザ
展示車両:「DBX」「DBS Superleggera」「DB11」「Vantage Roadster」