アストンマーティン初のSUV「DBX」、日本での価格は2299万5000円

アストンマーティン初のSUV「DBX」は11月20日（現地時間）に中国 北京で発表

　英アストンマーティンは11月6日（現地時間）、正式発表を控える同ブランド初のSUV「DBX」の価格とインテリアについて発表を行なった。発表によると、DBXは11月20日（現地時間）に中国 北京で発表される予定で、同日から予約受付を開始するとのこと。価格は英国では15万8000ポンド、ドイツでは19万3500ユーロ、日本では2299万5000円、米国では18万9000ドル。

　インテリアについては「広い室内に1歩足を踏み入れた瞬間から、自宅でくつろいでいるような安心感を与えることができるように設計した」とのことで、運転席のポジションには6か月間を費やして議論を進めた。ボンネットを明確に見渡せる位置に着座位置を設定することで、「渋滞時や他のクルマと接近しているときでも、自信を持ってクルマを運転できるようにする」ことが重要なポイントだったという。

　また、各スイッチやダイヤル類は、アストンマーティンが設置した女性諮問委員会やさまざまな富裕層に関するカスタマー・クリニックの専門家の意見を参考にしながら、広範囲なテストを繰り返し行なったとのこと。加えて収納スペースにもこだわり、ブリッジタイプのセンターコンソールにはハンドバッグや1.5Lサイズのペットボトルといった大きなアイテムを収納できるようにした。

　リアシートは適度な“包まれ感”を得られるように設計したほか、フロントおよびリアのレッグルームはクラス最高レベルを実現したとのこと。ルーフ全長に及ぶパノラマガラス・サンルーフ、広々としたサイドウィンドウと相まって、開放感に溢れた室内空間が感じられるとしている。

　なお、DBXのパワーユニットはV型8気筒4.0リッターツインターボエンジンで、最高出力は550PS、最大トルクは700Nmを誇る。

DBXのインテリア写真も公開された