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英アストンマーティン、ウェールズのセント・アサン工場が電動モデルの生産拠点に

初のBEV「ラピード E」、初のSUVモデルを2019年に生産開始

2018年9月11日(現地時間)発表

“チラ見せ”されたアストンマーティン初のBEV(バッテリー式電気自動車)「ラピード E」

 英アストンマーティンは9月11日(現地時間)、現在英国ウェールズ州セント・アサンに建設中の新工場が電動モデルの生産の拠点になることを発表した。また、同社初のBEV(バッテリー式電気自動車)の正式名称が「ラピード E」に決定したことをアナウンスしている。

 この発表の中で、ラピード Eの生産を2019年から、同ブランド初のSUVモデルの生産を2019年後半から開始することを明らかにした。また、セント・アサン工場はゼロエミッションのラグジュアリーブランドに位置付けられるラゴンダモデルの生産拠点としても稼働するという。

155台限定生産であることが予告されているラピード Eの開発には、「ウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング」が協力。搭載するツイン・エレクトリック・モーターは最高出力610PS、最大トルク950Nm以上であることを予告している

 今回の発表について、英アストンマーティン 社長兼最高経営責任者(CEO)のアンディ・パーマー氏は「アストンマーティンは、ゼロエミッション・テクノロジー開発における未来のリーダーであると自負しており、セント・アサンが、アストンマーティンおよびラゴンダの両ブランドにとって“電動化の拠点”となることを嬉しく思っています。ラピード Eは、アストンマーティンの低エミッションおよびゼロエミッション車戦略における開発の原動力となるクルマです。今回の発表は、ラゴンダ・ブランドの復活とともに、私たちの事業計画において、電動化に対する取り組みを重視していることを証明するものです」とコメント。

 また、ウェールズ政府のカーウィン・ジョーンズ首相は、「アストンマーティンが、セント・アサンに新しい生産施設を建設する決定を下したことを非常に誇りに思います。今回の決定は、ウェールズ政府の企業誘致に対する積極的な態度と、私たちと共に事業を行ないたい企業に対して、私たちが提供可能な優れたサポート体制を示すものです。セント・アサンがアストンマーティンとラゴンダの両ブランドにとって“電動化の拠点”となるという本日の発表は、ウェールズにとっても大変喜ばしいニュースです。これは、ウェールズの労働力に対する高い評価を示し、彼らの献身的な姿勢や高度な技術を証明すると同時に、ウェールズ政府がさらなる経済成長と雇用創出を推進するための仲介役として、多くの支援を行なっていることを実証するものです」と述べている。