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アストンマーティン初のSUV「DBX」量産前モデル、セント・アサン工場で生産開始

DBXの正式発表は2019年末

2019年6月12日(現地時間)発表

アストンマーティン初のSUV「DBX」

 英アストンマーティンは6月12日(現地時間)、同社初のSUVである「DBX」(量産前モデル)の生産を、英国ウェールズ州のセント・アサン工場で開始した。DBXの正式発表時期は2019年末を予定しており、2020年上半期でのフル操業を目指すとしている。

 セント・アサン工場はDBXの専用工場となるが、ゼロエミッションのラグジュアリーブランドに位置付けられる「ラゴンダ」の生産拠点としても稼働。同社初のBEV(バッテリー式電気自動車)である「ラピード E」の生産を2019年から開始することも発表されている。

DBX
DBXが生産されるセント・アサン工場

 今回の発表について、アストンマーティン・ラゴンダ社長兼最高経営責任者(CEO)のアンディ・パーマー氏は「私たちの第2の生産施設がついに車両の生産を開始しました。これは、アストンマーティン・ラゴンダにとって記念すべき瞬間です。2020年の第1四半期には、フル操業するための準備も整っています。弊社の副社長兼最高生産責任者であるキース・スタントン率いる施設および生産チームが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、フル操業が開始されるほぼ1年前に、予定通りに、そして当初の予算内で工場の準備を整えることができました」と述べている。