【ジュネーブショー 2018】英アストンマーティン、電動パワートレーン搭載の「ラゴンダ ビジョン コンセプト」公開

Lagonda Vision Concept

　英アストンマーティンは、スイス ジュネーブで開催されている「第88回 ジュネーブ国際モーターショー」（プレスデー：3月6日～7日、一般公開日：3月8日～18日）で、電動パワートレーンを搭載する「Lagonda Vision Concept（ラゴンダ ビジョン コンセプト）」を発表。このコンセプトモデルをベースにした市販車を、2021年に生産開始することが予告された。また、今後ラゴンダをゼロエミッションの高級ブランドに位置付けていくという。

　ラゴンダ ビジョン コンセプトは4名乗車が可能なEV（電気自動車）。モーターによる全輪駆動が可能で、フロア下に搭載するバッテリーを満充電にすることで航続可能距離400マイル（約644km）を実現するという。

　エクステリアデザインにおいては、エンジンがないためボンネットフードを必要としないが、空力上の観点から滑らかでダイナミックなものに仕上げたという。また、インテリアではカーボンといった近代的な材料のみならず、シルクのカーペットなどで装飾。レベル4を想定する自動運転時は、前席を180度回転させて後席と対面させることも可能にしている。