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自工会、7月開催の自動運転実証を公開延期。約80台の自動運転車両が参加予定

羽田空港地域、羽田~臨海副都心・都心部、臨海副都心地域で実施予定

2020年4月22日 発表

2018年9月20日に開催された自工会 9月度定例会長記者会見において、自動運転実証の実施を発表した豊田章男会長

 日本自動車工業会は、7月6日~12日の7日間、羽田空港地域、羽田~臨海副都心・都心部、臨海副都心地域で実施を予定していた「自動運転実証の公開」の延期を発表した。

 自工会が主催する自動運転実証は、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「自動運転(システムとサービスの拡張)」実証と連携したもので、計10社が参画、自動運転車両(自動運転レベル2~4相当)が約80台参加予定の大規模な実証となっている。

 公開延期の決定は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるもので、延期後の開催日程については、今後の状況を踏まえつつあらためて案内されるとのこと。

開催を延期する「自工会 2020年自動運転実証」の開催概要

開催日時:2020年7月6日~12日の計7日間
実証内容:実証参画企業 計10社、自動運転車両計約80台予定(自動運転レベル2~4相当)

1:羽田空港地域
・公共交通機関であるバスをモデルケースとした実証・デモ

2:羽田空港から臨海副都心・都心部
・高速道でのインフラ連携の実証・デモ

3:臨海副都心地域
・交通量の多い混合交通の公道における自動運転や緊急停止、多様なタイプの自動運転車両による実証・デモ(乗用車、小型モビリティ等)