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トヨタ、新型コロナウイルス対策支援で中古車リースを提供開始。医療機関など移動手段が必要な法人向け

新型コロナウイルスの感染拡大が収束するまでの期間

2020年4月30日 発表

トヨタモビリティサービス株式会社が公表したサービス内容

 トヨタ自動車は4月30日、新型コロナウイルス対策支援として感染拡大が収束するまでの期間、廉価な中古車(U-Car)リース車の提供を開始すると発表した。医療機関や公共交通機関など、社会生活を支えるために従業員の通勤などでの移動を必要とする全国の法人に向けたサービスとなる。

 具体的なサービス内容は、リースアップやレンタカーアップといった中古車(U-Car)を活用した廉価な価格設定のリースとなり、積算走行距離とリース期間を組み合わせた価格設定がされる。リース期間は6か月~最長2年(車両により異なる)。リース期間中は日常の使用に必要な定期メンテナンスが付帯される。

 受付期間は4月30日から新型コロナウイルス感染拡大が収束するまで(受付終了の際は公式Webサイトにてアナウンスされる)。

 まずは、4月30日からトヨタモビリティサービスが申し込みを開始。また、全国のトヨタレンタリース各社も4月30日より順次実施。トヨタレンタリース各社での実施情報は、トヨタレンタリース公式Webサイトに準備ができ次第掲載される。

トヨタモビリティサービスが公表したサービス内容

 なお、価格設定や車両の種類、台数については、各トヨタレンタリース店で異なるので、詳しくは近くのトヨタレンタリース店へ問い合わせてほしいとのこと。

 この中古車リースの提供は、新型コロナウイルスの感染拡大により全国で外出自粛要請が出されている状況下において、医療従事者・政府・自治体関係者に対して何か貢献できないかとの思いから、トヨタグループが力を合わせて取り組む支援活動「ココロハコブプロジェクト」の一環としている。