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UDトラックス、大型トラック「クオン」に“ショートキャブ"車を追加。荷台内法長10mを実現

キャブの長さを295mm短縮

2020年6月1日 発売

2206万7100円

大型トラック「クオン」の“ショートキャブ”車

 UDトラックスは6月1日、大型トラック「クオン」に“ショートキャブ”車を追加設定して発売した。キャブの長さを短縮することで荷台内法長10mを実現する高積載・高容積仕様車で、価格は2206万7100円。

 新たに追加されたクオンのショートキャブ車は、フルキャブ車と比較してキャブの長さを295mm短縮するなどして荷台内法長10.02mを実現。荷台スペースにT11パレットを2枚分増の容積を追加した。また、8.0リッターエンジンを採用することで、約300kgのシャーシ軽量化を実現している。

大型トラック「クオン」の“ショートキャブ”車のインテリア

 ショートキャブ車の設定は、長距離輸送における積載率を高めることで都市間輸送における輸送効率の最適化を図るなど、利用者の生産性を高めることを狙いとしている。

 国内営業部門車両営業本部マーケティング・戦略企画担当ダイレクター 雪下直昭氏は「力強いトルクの8.0リッターエンジンとショートキャブの採用により、生産性を最大限に高めた新しいクオンがラインアップに加わることにより、多様化するお客さまのニーズに対して新たなソリューションを提供いたします。また、都市間輸送における、輸送効率と労働生産性を高めることで、長距離輸送におけるトラックドライバーの負担を軽減し、物流業界における新たな働き方をサポートすることを期待しています」とコメントしている。