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ダンロップ、新技術「ナノ凹凸ゴム」採用のスタッドレスタイヤ新製品「ウインター マックス 03」
氷上ブレーキ性能で22%向上、氷上コーナリング性能で11%向上
2020年6月30日 12:04
- 2020年8月1日から順次発売
- オープンプライス
ダンロップ(住友ゴム工業)は6月30日、スタッドレスタイヤの新製品「WINTER MAXX 03(ウインター マックス ゼロスリー)」を8月1日から順次発売すると発表した。新技術の「ナノ凹凸ゴム」を採用したダンロップ史上最高の氷上性能を実現したという製品で、ラインアップは全98サイズ。価格はオープンプライズ。
ウインター マックス 03は、従来品「WINTER MAXX 02(ウインター マックス ゼロツー)」との比較で、新品時の氷上ブレーキ性能が22%向上し、氷上コーナリング性能も11%向上。タイヤ表面にナノレベルで施された凹凸構造を持つ特殊なゴム「ナノ凹凸ゴム」の微細な突起部分が、いち早く水膜に到達することで除水スピードが速まり、密着時間が増加するとともに素材の柔らかさにより氷への密着を高めたという。
ナノ凹凸ゴムはゴムの中に含まれる「MAXXグリップトリガー」により摩耗しても凹凸構造を維持し続けるとともに、クラレがウインター マックス向けに開発した素材「液状ファルネセンゴム」の採用によりゴムのしなやかさを長期にわたって保たれ、その高い氷上性能が長期間維持。「ナノ凹凸ゴム」と「液状ファルネセンゴム」を組み合わせることで、ウインター マックス 03では、従来品ウインター マックス 02以上の効き持ちも実現するという。
これらの技術の組み合せにより、ウインター マックス 03では、圧雪アイスバーンやミラーアイスバーン、ブラックアイスバーンなどが発生する冬道でも安全かつ安心して走行できるとしている。