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アウディ、Sシリーズに新型「S6」「S6 アバント」「S7 スポーツバック」追加
最高出力450PS、最大トルク600Nm。電動コンプレッサーでターボラグを改善
2020年8月25日 13:34
- 2020年9月15日 発売
- 1303万円~1374万円
アウディ ジャパンは8月25日、プレミアムアッパーミドルセダン/ステーションワゴンである「S6」「S6 Avant(アバント)」と、プレミアムスポーツ4ドアクーペ「S7 Sportback(スポーツバック)」 を発表した。発売は9月15日で、価格はS6が1303万円、S6アバントが1339万円、S7スポーツバックが1374万円。いずれも右ハンドルモデルと左ハンドルモデルをラインアップする。
今回発表されたSモデルは、圧倒的パワーと環境性能を両立する先進のエンジンに、quattroフルタイム4WDシステムを組み合わせ、力強いパフォーマンス、優れたダイナミクス、そして高い実用性を兼ね備えた、各シリーズの上級グレードになる。
3モデルともに、外装は新しいアウディのデザイン言語を体現し、スポーティかつエレガント、ハイテクで洗練されたキャラクターを表現。専用デザインの前後バンパーを備える。内装はブラック基調で、バルコナレザーを用いたSロゴ付のスポーツシートやマット仕上げのアルミニウム製デコラティブパネルなどを配し、スポーティさを演出する。
シャシーはSモデル専用設定のアダプティブエアサスペンションを採用しており、オプションのリアスポーツディファレンシャルと組み合わせることで、よりダイナミックな走行性能を実現するという。
パワートレーンは共通で、最高出力450PS、最大トルク600Nmを発生するV型6気筒 2.9リッターターボエンジンを新たに搭載。8速ティプトロニックトランスミッションを組み合わせ、駆動方式はフルタイム4WDとなる。さらにマイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)を搭載。これは48Vリチウムイオンバッテリーと、クランク軸にベルトを介して連結されるBAS(ベルト オルタネーター スターター)を中核技術とするもので、優れた省燃費性能を実現する。また、ターボチャージャーに加えて電動コンプレッサー(EPC)を搭載することで、エンジンが低回転域でもターボラグのない素早い加速を可能にしている。
そのほかに、10.1インチと8.6インチの2つのタッチディスプレイを備えるMMIタッチレスポンスからなるインフォテイメントシステムを採用。アダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合したアダプティブドライビングアシスタントをはじめとする、数々の先進運転支援システムを装備している。