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日産「キックス」にパナソニックの「インテリジェント ルームミラー」採用
夜間の視認性がよく、ドライバーの安全運転に貢献する高性能電子ミラー
2020年8月26日 12:19
- 2020年8月26日 発表
パナソニック オートモーティブ社は8月26日、日産自動車の新型コンパクトSUV「キックス」に「インテリジェント ルームミラー」が第4世代電子ミラーとして採用されたと発表した。
日産と共同で開発されたこのインテリジェント ルームミラーは、大幅な画質の高精細化を実現。夜間の視認性や後続車のLEDランプによるフリッカー(ちらつき)現象を抑制するなど、ドライバーの安全運転に貢献する高性能な電子ミラーとなる。
インテリジェント ルームミラーとは、専用設計されたカメラで車体後方を広く撮影し、その映像をルームミラーの位置に配置したディスプレイに表示するシステム。2メガピクセルカメラ、高解像度ディスプレイの採用と、独自の映像処理技術により、高精細な映像と夜間視認性の向上を実現。さらにデザイン性に優れたフレームレスミラーを採用している。
インテリジェント ルームミラーの特徴
ドライバーの負担を軽減する高精細な映像を実現
・2メガピクセルのカメラを採用(従来品:1.3メガピクセル)
・ディスプレイを高解像度化163ppi(従来品:100ppi)
夜間視認性の向上と後続車のLEDフリッカーを抑制
・パナソニック独自の技術で、夜間視認性を向上する広いダイナミックレンジ120dB(従来品:100dB)とLEDランプによるフリッカー抑制を同時に実現
・F2.0レンズの採用でさらに夜間視認性を向上(従来品:F2.8)
デザイン性に優れたフレームレスミラーを採用
・ミラー外周リムを廃止し、ミラーの端部までガラスで造形