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新型「スカイライン」にパナソニックの小型HUD採用。「フル自由曲面ミラー」「薄型PGU」で業界最小クラスを実現

2019年9月26日 発表

新型「スカイライン」に採用されたパナソニックの小型HUD

パナソニック オートモーティブ社は9月26日、9月17日に発売された日産自動車の新型「スカイライン」に、同社の小型HUD(Head Up Display)が採用されたと発表した。

 小型HUDは、新型スカイラインの先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」におけるインテリジェントインターフェースの1つとして採用された。システムから送信される、車線変更タイミングの提案などの重要な情報を、ドライバーの視界の中心近くに表示することで、視線移動によるドライバーの負担を軽減し、ドライバーとシステムとの快適なインタラクションに貢献するという。

 小型HUDは、高倍率低歪を実現する「フル自由曲面ミラー」、搭載スペースの縮小化に貢献する「薄型PGU(Picture Generation Unit)」によって高倍率、低歪ながら業界最小クラスのHUDを実現。

 開発にあたっては、デジタルカメラの開発で培ったレンズ設計・レンズ成形技術を活用し、高精度の自由曲面ミラーで高画質化を実現。また、液晶ディスプレイの照明技術を応用したHUD向け導光板によってPGUの薄型化と高輝度化を実現させたとしている。

HUDの表示例