アバルト、往年の高性能モデル「595 SS」をオマージュした限定車「595/595C エッセエッセ」

305台限定車「595/595C esseesse（エッセエッセ）」を9月19日発売

　アバルト（FCAジャパン）は、305台の限定車「595/595C esseesse（エッセエッセ）」を9月19日に発売する。価格は「595 エッセエッセ」の5速MT車が403万円、MTA（ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション）車が420万円、「595C エッセエッセ」の5速MT車が426万円、MTA車が443万円。ステアリング位置は全車右ハンドル仕様。

　595/595C エッセエッセは、1963年に登場した595シリーズの原型である「フィアット・アバルト 595」にさらなるチューンを施した「フィアット・アバルト 595 SS」を由来とする限定車。車名のエッセエッセは「SS」をイタリア語読みしたもので、往年の595 SS同様、スポーツ性を高める排気系チューンやボディサイドのストライプなど、数々の専用アイテムが与えられたという。

　限定車のベースとなるのは、最高出力180PSの「595 Competizione（コンペティツィオーネ）」。これにベース車に標準装備されるレコードモンツァとはひと味違った排気音を特徴とするアクラポビッチ製のエキゾーストシステムを搭載し、ボディカラーには595 SSを彷彿とさせるGrigio Campovolo（グレー）を採用。さらにホワイト仕上げの17インチアルミホイールやサイドストライプなど、現代風のアレンジが加えられている。

ボディカラーは595 SSを彷彿とさせるGrigio Campovolo（グレー）を採用

12スポークの17インチアルミホイールに205/40R17タイヤを装着。ABARTH サイドストライプ（ホワイト仕上げ）も入る

リアの595 esseesseエンブレム

アクラポビッチ製のエキゾーストシステムはカーボン仕上げのエキゾーストパイプフィニッシャーを採用。ディフューザー一体型リアバンパーやホワイト仕上げインサートも装備

　室内では、限定車専用に赤いステッチが施されたサベルト製スポーツシートや専用カーボンインストルメントパネルを装備し、レースモデルをイメージさせる仕立てとなっている。

　台数の割り振りについては、595 エッセエッセの5速MT車が110台、MTA車が60台。595C エッセエッセの5速MT車が90台、MTA車が45台。

室内では赤いステッチが施されたサベルト製スポーツシートや専用カーボンインストルメントパネルを装備