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スズキ、「ジムニー」とマツダ「AZ-オフロード」計7万6362台をリコール フロントコイルスプリングに不具合

2020年10月1日 発表

改善箇所説明図

 スズキは10月1日、フロントコイルスプリングに不具合があるとして、スズキ「ジムニー」、マツダ「AZ-オフロード」の2車種、計7万6362台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2013年4月9日~2018年2月22日。

 リコール内容は、フロントサスペンションにおいて、コイルスプリングの鋼材に対する塗料の密着性が不足しているため、砂や小石を噛み込んだ場合に塗装が剥がれやすく、腐食が早期に進行するものがある。そのため、最悪の場合、コイルスプリングが折損するおそれがある。

 改善措置として、全車両のフロントコイルスプリングを対策品に交換する。

 不具合の発見は市場からの情報によるもので、不具合件数は408件、事故は発生していない。