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フェラーリ、「ポルトフィーノ」の進化版「ポルトフィーノ M」がデビュー

出力向上とともにトランスミッションは7速から8速に

2020年10月1日(現地時間)発表

新型リトラクタブルハードトップモデル「ポルトフィーノ M」

 伊フェラーリは10月1日(現地時間)、新型リトラクタブルハードトップモデル「Portofino(ポルトフィーノ)M」を発表した。

 2017年のフランクフルトモーターショーで世界初公開された「ポルトフィーノ」の進化版。車名に「modified」を意味する「M」の文字が与えられ、高度な技術を採用したパフォーマンスモデルであることをアピールする。ポルトフィーノに引き続いて2+2シーターボディを採用し、外観ではフロントエンドのデザインが改良されたことでバンパーの迫力が一層と際立つ仕様となった。

ポルトフィーノ M(左)と2018年に日本で公開されたポルトフィーノ(右)

 パワートレーンはポルトフィーノと同じくV型8気筒3.9リッターターボエンジンとなるが、最高出力は20CV増の620CVを発生するとともに、先代の7速仕様から8速ギヤ・ボックスにスイッチ。さらに「Race」モードを加えた5ポジション・マネッティーノも新たに採用している。

外観では主にフロントエンドのデザインを変更