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ルノー、正式発売前の新型「ルーテシア」を日本初公開

10月15日~17日の期間、東京の新宿住友ビル三角広場に展示中

2020年10月15日~17日 展示

新型「ルーテシア」

 ルノー・ジャポンは、10月15日に発表した新型「ルーテシア」を東京の新宿住友ビル三角広場で開催されるファッション、ライフスタイル、エシカルなど、トレンドやカルチャーが生まれ続けるアッシュ・ペー・フランス主催の合同展示会「rooms(ルームス)41」にて国内初披露した。ルノーは同展示会に出展するのは3回目で、“デザインにこだわっているクルマ”という点をアピールした。

 新型ルーテシアでは「ゼン(受注生産)」「インテンス」「インテンス テックパック」の3グレードを設定。価格はゼンが236万9000円、インテンスが256万9000円、インテンス テックパックが276万9000円。

 会場に展示されたのは、アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)や歩行者・自転車検知機能付きアクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)など、先進の運転支援システムを標準装備し、17インチアロイホイールやBoseサウンドシステムなど、価格(256万9000円)とのバランスのよさが魅力のインテンス。

ボディカラーはルージュ フラム メタリック(有料色プラス4万4000円)
ボディサイズは4075×1725×1470mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2585mm。車重は1200kg
タイヤサイズは前後205/45R17で、コンチネンタル「エココンタクト6」を装着

 フロントバンパー両端に装備されたエアディフレクターによって、空気抵抗を抑えることで燃費を向上させるのと同時に、フロントマスクをよりワイドで低く印象付けている。また、リアゲートとリアバンパーを一体化させることで、頑丈さとルックスの品質を高めた。

ヘッドライト
フォグランプ
フロントグリル
サイドミラー
ドルフィン形状アンテナ
テールランプ
搭載される新開発の直列4気筒DOHC 1.3リッター直噴ターボエンジンは、最高出力131PS/5000rpm、最大トルク240Nm/1600rpmを発生

ドライバー中心に考えられたコクピット

 センターコンソールやタッチスクリーンなどコクピットまわりは人間工学に基づき、ドライバーに向けることで手が届きやすい位置となり、より運転に集中できる環境を作りあげている。

7インチマルチメディアEASY LINK
7インチ デジタルインストゥルメントパネル
電子制御7速AT(7EDC)
電動パーキングブレーキ
ドアの引手部には間接照明を内蔵
グローブボックス
ルームミラー
パワーウィンドウスイッチ(運転席)

 リアラゲッジスペースは、先代の330Lから391Lと大幅に拡張。また4:6分割の後部シートをすべて倒すとフラットな荷室空間が現れる。

後席は4:6可倒式
床下にも収納スペースを確保

展示ブースではファッションデザイナーとのコラボも実施

 ルノーの展示ブースでは、ファッションデザイナーの江角泰俊氏とコラボレーションし、江角氏が手掛けた作品を着たモデルも登場。また、VR(バーチャルリアリティ)ゴーグルを着用するとモデルとルーテシアが一緒にいる空間に入り、さまざまな角度からモデルとルーテシアを眺めることが可能となる。

 合同展示会“rooms”は「クリエイターの発信拠点を創造すること」を目的として2000年にスタート。いろいろなジャンルのデザイナーが自分の世界観の部屋(=room)を作りあげ、その部屋がたくさん連なることで「rooms」と称している。第41回目の今回は「手を動かす。」がテーマ。公式サイトでは、ライブ配信など、イベントを楽しむための情報が掲載されている。