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京セラ、人の5感を楽しませるコンセプトカー「Moeye(モアイ)」をCEATEC 2020 ONLINEに出展

安全性とエンターテインメント性の両方を兼ね備えた1台

2020年10月20日~23日 開催

出展テーマエリア:General Exhibit Area

京セラ コンセプトカー「Moeye」 PV(2分15秒)

 京セラは10月20日より開催されている「CEATEC 2020 ONLINE」にて、クルマとして重要な安全性とエンターテインメント性の両方を兼ね備えたコンセプトカー「Moeye(モアイ)」を公開した。

 京セラは9月にMoeyeの事前説明会を行なっていたが、今回のCEATECで本公開となった。

京セラのコンセプトカーMoeye

主な搭載技術とデバイス

空中ディスプレイ

 高精細な液晶ディスプレイにより、オリジナルキャラクターの“モビすけ”がクリアでリアルに浮かび上がる。

光学迷彩技術

 ダッシュボード上にクリアで鮮明な裸眼立体映像や、独自の光学迷彩技術によって透明化したダッシュボードを通して、前方の風景映像を見ることが可能。

LED照明「CERAPHIC(セラフィック)」

 自然光に近似した生体に優しい光をつくり出す当社独自のLED照明CERAPHICを搭載。繊細な色彩で朝夕の自然光を自由に変調できる

HAPTIVITY(ハプティビティ)

 パネルを指でタッチし感圧で微細な振動を発生させ、クリックしたことを伝えるHAPTIVITY(触覚伝達技術)を搭載。ボタン押下の触感を実現し、リアルな身体感覚を付加する

振動スピーカー

 ピエゾ素子を用いた振動スピーカーを搭載

 イベント内では、開発者のインタビューも公開されている。

コンセプトカー「Moeye(モアイ)」プレゼン動画(6分14秒)

 京セラは2018年5月にもEV(電気自動車)のプラットフォーム事業を手掛ける京都のEVメーカーGLMの協力のもと、京セラのデバイス・システムを搭載した京セラのコンセプトカーを「人とくるまのテクノロジー展2018横浜」で展示していて、テクノロジーの進化や時代背景の移り変わりが感じられる。

京セラコンセプトカー(2分32秒)