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ダイハツ、ついつい冒険したくなる「タフト クロスフィールドVer.」

東京オートサロン2021に向けて制作されたワンオフのカスタマイズカーを徹底紹介

タフト クロスフィールドVer.

 ダイハツ工業が東京オートサロン2021に向けて制作したカスタマイズカー「タフト クロスフィールドVer.」は、ノーマルのタフトが持つ“非日常”感をより強調し、誰もが冒険をしたくなるイメージを具現化した1台。

 前後の車高アップには、マフラーやサスペンションを手掛けるメーカーRS-Rが“車高アップを可能にし、ワイルドな存在感をアピールできる車高調をコンセプトに開発した”という「Best☆i上下」を使用。

フロントサスペンション
リアサスペンション

 たまの冒険には荒れた道もあるかもしれない、そんな冒険を支えてくれるグリルガード(別名カンガルーバー)、アンダーガード、さらにリアのテールランプガードはワンオフで制作。フロント中央にはいざというときに威力を発揮するWARNのウインチ「Power Sports AXON 45-S」を装着。最大牽引力2041kg、標準牽引力1630kg(シングルライン)を誇るが、シガーソケットからの電源で利用可能。さらに、ウインチだけでなく前後4か所にレッドアルマイトカラーの牽引フックを装着することでワイルド感が大幅に増している。

 さらにフロントウィンドウ上には、夜道でも前方を明るく照らす大型LEDフォグランプを装備。ルーフには試作品となるキャリアーを搭載する。

ガード系パーツはすべてワンオフで制作したという
WARN製ウインチ「Power Sports AXON 45-S」
LEDフォグランプも装着
キャリアは試作品

 また、ボディサイドの黒いカッティングシートにはギミックが施されていて、強い光を当てると隠れていたイラストが浮かび上がるという、ちょっとした遊び心も忘れていない。

ヘッドライト横の黒いシールからは、月や山脈が浮かび上がる
ボディサイドの黒いシールからは、たくさんの魚の泳ぐ姿が浮かび上がる

 大口径タイプの出口を採用した迫力のあるワンオフマフラーを装着しつつ、リアバンパーを大幅にカットしたことで、マフラーの存在感をより強調。装着しているホイールはレイズの「TEAM DAYTONA KCX」の16インチで、タイヤは横浜ゴムの「ジオランダー M/T G003」の175/80R16サイズを履く。

「最近ぜんぜん冒険してないなぁ」なんて感じた人は、このタフト クロスフィールドVer.を参考に、自分の愛車をカスタマイズしてみるのはいかがだろう。

マフラーはワンオフ
純正マフラー(参考)
フロントタイヤ
リアタイヤ
内装は通常はオレンジの部分が、ボディと同色のイエローに塗装されている

【お詫びと訂正】記事初出時、装着タイヤの表記に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。