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スバル、新型「レヴォーグ」の制動装置に不具合 計1万2094台リコール

不具合件数は45件あり、物損1件の事故が発生

2021年3月5日 発表

 スバルは3月5日、新型「レヴォーグ」の制動装置(電動ブレーキブースタ)に不具合があるとして、計1万2094台のリコールを国土交通省に届け出た。不具合件数は45件あり、物損1件の事故が発生している。

 不具合は、電動ブレーキブースタにおいて、内部構成部品である回転角センサのマグネットのモータシャフトへの組付け位置が不適切なため、イグニッションオンにした際などに、ブレーキペダルのストローク値をソフトウエアが誤認識する状態になることがある。そのため、バッテリが上がったり、クルーズコントロールがセットできずブレーキランプが点灯し続けたり、又は警告灯が点灯してブレーキペダル踏力が重くなるおそれがある。

 改善措置として、全車両の電動ブレーキブースタユニットのシリアル番号を確認し、該当するものは電動ブレーキブースタユニットを良品に交換する。

 対象車両の製作期間は、2020年11月2日~2021年2月5日。