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NVIDIA、ジェンスン・フアンCEOが登壇する最先端AI技術会議を無料開催 「GTC21」にアウディやチューリング賞受賞者参加
2021年3月9日 23:30
- 2021年4月13日0時30分(日本時間) 基調講演
チューリング賞受賞者が参加するGTC21
半導体メーカーのNVIDIAは、4月12日~16日(米国現地時間)に最先端AIや自動運転技術が取り扱われる技術会議「GTC21」を開催する。GTCは同社のグラフィックスプロセッサに関する技術をテーマにしたGPU Technology Conferenceとして開催されてきたが、GPUの用途がスーパーコンピュータ・AIと広がる中で、自動運転や医療などさまざまな分野の最先端技術を扱う技術者向け会議として近年は開催されている。
2021年はコロナ禍もありオンラインで開催。参加費もGTCとして初めて無料で開催され、事前登録で参加可能な技術イベントとなる。
NVIDIA GTC21
https://www.nvidia.com/ja-jp/gtc/
2021年のGTCでは、革ジャンCEOとして世界的に知られるNVIDIA 創業者/CEOであるジェンスン・フアン(Jensen Huang)氏が4月13日0時30分(日本時間)より基調講演。「エッジからデータセンターやクラウドまで、幅広く対応するコンピューティングについてNVIDIA のビジョンを共有」と発表されている。
そのほか、現代のAI革新技術であるディープラーニングを生み出し、「ディープラーニングの父」とも呼ばれるヨシュア・ベンジオ(Yoshua Bengio)氏、ジェフリー・ヒントン(Geoffrey Hinton)氏、ヤン・ルカン(Yann LeCun)氏の3人も参加。3人は2018年に計算機科学のノーベル賞といわれるACM A・M・チューリング賞をディープラーニング研究によって受賞している。
現在、ベンジオ氏はモントリオール大学の教授であり、モントリオール学習アルゴリズム研究所の所長。ヒントン氏はトロント大学の教授でGoogleの研究者。ルカン氏はニューヨーク大学の教授であり、FacebookのチーフAIサイエンティスト。現代AIを切り開いた3人と、そのAI技術をGPUコンピューティングパワーで支えるNVIDIA ジェンスン・フアン氏の共演を、ライブストリーミングで行なうとしている。
最近のNVIDIAイベントでは、ジェンスン・フアンCEOは自宅キッチン( Jensen's kitchen)からの録画ビデオで出演することが多かった。ライブストリーミングでの登場も楽しみだし、GTCで新作を披露するという革ジャンファッションも楽しみだ。
自動車とディープラーニングの未来が見える「GTC 2016」で注目したいフアンCEOの革ジャン
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/751125.html
自動車関連では、アウディ取締役 ヒルデガルト・ヴォートマン氏もセッションを行なうことがトピックとして挙げられており、デジタル化や電動化をテーマに講演が行なわれる予定。