ニュース

トヨタの自動運転車両「e-Palette」東京臨海副都心・お台場エリアでモビリティサービスの実証実験

2022年2月1日 発表

トヨタ自動車の自動運転車両「e-Palette」

 Mobility Technologiesは2月1日、トヨタ自動車の自動運転車両「e-Palette」によるモビリティサービス実証実験を2022年2月17日~3月10日の期間、東京臨海副都心・お台場エリアにて実施すると発表した。

 e-Paletteの運行ルートは、シンボルプロムナード公園内のセンタープロムナード(ヴィーナスフォート前)~セントラル広場(ダイバーシティ東京前)間を往復する1周約10分。実施期間は2022年2月17日~3月10日の期間中、運休日を除く12日間の10時~16時30分。

 同実証実験は、東京都の「令和3年度 自動運転移動サービス実現に向けたサービスモデルの構築に関するプロジェクト(事業プロモーター:日本工営株式会社)」に採択されたことを受けたもので、実証実験を通じて自動運転車両を用いた新たなモビリティサービスの実用性を検証し、地域の課題である回遊性の向上や、賑わいの創出につなげることを目指すとしている。

 東京都では「未来の東京」戦略において、無人自動運転による移動サービスの実現を政策目標として掲げるとともに、「スマート東京実施戦略」においても、自動運転の実用化により、都の課題解決を目指すとしている。

 実証実験では、Mobility Technologies、トヨタ自動車、ティアフォー、あいおいニッセイ同和損保、KDDI、NTTドコモ、トヨタ紡織の7社共同による、自動運転車両を活用した新たなモビリティサービスを提供することで、自動運転車両運行・乗車時のUI/UX・車内エンタメコンテンツ・人流の変化・法的、環境的課題などの検証・確認が行なわれる。

運行ルートはシンボルプロムナード公園内のセンタープロムナード(ヴィーナスフォート前)~セントラル広場(ダイバーシティ東京前)間を往復する1周約10分

実証実験概要

・実施期間:2022年2月17日~3月10日の期間中、運休日を除く12日間、10時~16時30分

・運行ルート:シンボルプロムナード公園内のセンタープロムナード(ヴィーナスフォート前)~セントラル広場(ダイバーシティ東京前)間を往復 ※1周約10分

・各社役割
Mobility Technologies:全体統括、運用オペレーション設計
トヨタ自動車:自動運転車両の提供・運行
ティアフォー:自動運転システムの開発・提供
あいおいニッセイ同和損保:自動運転車両向け保険提供、実証実験運営等に関するリスクアセスメント
KDDI:車内エンタメコンテンツの提供
ドコモ:車内エンタメコンテンツの提供
トヨタ紡織:車内エンタメコンテンツの提供