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ホンダ、北米地域のバッテリEV第1弾「プロローグ」のデザインスケッチ公開

2022年5月19日(現地時間) 発表

プロローグのデザインスケッチ

 本田技研工業の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは5月19日(現地時間)、2024年の発売を目指すSUVタイプの新型BEV(バッテリ電気自動車)「PROLOGUE(プロローグ)」のデザインスケッチを公開した。

 ホンダは2050年までにカーボンニュートラルを達成するというグローバル目標に向けて、2030年までにグローバルで30機種のBEVを展開し、BEVの年間生産200万台超を計画している。

 プロローグはGM(ゼネラルモーターズ)の「アルティウム」バッテリを採用した両社共同開発のモデルで、北米におけるBEVラインアップの第1弾モデル。デザインはロサンゼルスのHondaデザインスタジオと日本のチームが共同で手掛け、エクステリアでは長いホイールベースと短いオーバーハング、力強いスタンスを特徴とする。また、空力特性にもスポットをあてシンプルな面と少ないラインでデザインを構成し、これにより航続距離を改善するとともにキャビン内に侵入するノイズを減少させたという。

 なお、北米においては2024年のプロローグ販売開始とともに、新BEVプラットフォーム「e:Architecture」を採用したホンダモデルの生産・販売を2026年に開始し、GMと共同開発した新車アーキテクチャをベースに、手ごろな価格のBEV新シリーズの生産・販売を2027年に開始するというロードマップがアナウンスされている。