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三菱自動車、「アウトランダーPHEV」の2022年上期国内販売台数が1万749台 PHEVカテゴリーで1位に
2022年10月20日 16:52
- 2022年10月20日 発表
三菱自動車工業は10月20日、クロスオーバーSUV「アウトランダー」PHEVモデルが2022年度上期の国内販売台数で1万749台となり、PHEVカテゴリーで第1位を獲得したと発表した。
また、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」のPHEVモデルも2430台でPHEVカテゴリーの第2位を獲得。両車合計で1万3179台となり、三菱自動車は国内PHEVカテゴリーの約65%を占めるトップとなった。
アウトランダーのPHEVモデルは、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたフラグシップモデル。2021年12月に日本で発売し、「威風堂堂」をコンセプトとした力強いエクステリアデザイン、3列7人乗りの採用による使い勝手のよさ、ツインモーター4WDによる力強く滑らかな走りなどがユーザーから好評を得ているという。2022年にはニュージーランド、オーストラリアでPHEVモデルの販売を開始し、今後北米でも11月に発売予定としている。
三菱自動車は1964年から電動車の研究開発を開始し、2009年に世界初の量産EV「アイ・ミーブ」を発売。2013年には世界初のSUVタイプのPHEVとして「アウトランダーPHEV」を世に送り出し、2020年には「エクリプス クロス」のPHEVモデルを追加。アウトランダーPHEVは世界60か国以上で累計約31万台を販売し、PHEVカテゴリーをリードしてきた。さらに2022年6月には「eKクロスEV」を投入し、11月には軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」の販売を再開するなど、今後も電動化技術の活用を通じ、気候変動・エネルギー問題の解決や、カーボンニュートラルの実現に貢献していくとした。
なお、2022年4月~9月の販売の内訳は次の通り。グレード別構成比は、Pの7人乗りが81%、Gの7人乗りが4%、Gの5人乗りが14%、Mの5人乗りが1%。主要ボディカラー構成比は、ホワイトダイヤモンドが43%、ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ(2トーン)が18%、ブラックダイヤモンドが11%となっている。