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三菱自動車、能登半島地震の支援で日本カーシェアリング協会に軽商用車「ミニキャブ トラック」3台寄贈
2024年6月7日 14:10
- 2024年6月7日 発表
三菱自動車工業は6月7日、令和6年能登半島地震の被災地支援の一環として、被災者や支援団体を対象にクルマの無償貸し出し支援活動を行なう「日本カーシェアリング協会」に、軽商用車「ミニキャブ トラック」を3台寄贈したと発表した。能登半島地震の被災地では、支援車両が不足しており、被災地域の属する石川県からも協力依頼があったことから、寄贈に至ったとしている。
軽商用車のミニキャブ トラックは、広い荷台と低い荷台床面地上高を併せ持ち、作業効率が高く、悪路での走破性、積載時の重量バランスにも優れていることから、寄贈車両は被災後の瓦礫などの片付けや、被災者の転居の際の運搬などに活用される予定。
日本カーシェアリング協会は、東日本大震災をきっかけに、寄付で集めたクルマを活用した支え合いの仕組みづくりをミッションとして、宮城県石巻市で設立された。三菱自動車では2013年にもEV(電気自動車)の「アイ・ミーブ」を同協会へ寄贈しており、EVを活用した防災の取り組みを広める活動に協力している。
三菱自動車では能登半島地震の被災地支援として、今回の車両寄贈のほかに石川県珠洲市に対して「アウトランダーPHEV」「トライトン」「デリカD:5」の無償貸与などを行なっており、今後も自治体の要望や被災地のニーズに応じて支援を行なうとしている。