ニュース

ダイハツ、大阪・関西万博に障害物検知機能付き電動カート「e-SNEAKER」150台提供

2025年3月26日 発表
電動カート「e-SNEAKER」

 ダイハツ工業は3月26日、大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会:2025年4月13日~10月13日開催)に障害物検知機能付き電動カート「e-SNEAKER」を150台提供することを明らかにした。

 同社は、大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業の1つである「スマートモビリティ万博・パーソナルモビリティ」にブロンズパートナーとして協賛しており、長距離歩行が困難な来場者にも、場内周遊を快適に楽しんでもらえるよう「e-SNEAKER」で移動をサポートする。

電動カート「e-SNEAKER」

「e-SNEAKER」は、脱着式のリチウムイオンバッテリの搭載や、「障害物検知機能」「接触停止機能」といった場内周遊に適した安全機能の採用のほか、利便性の高い収納アイテムを装備。万博をイメージしたエクステリアとして、基本の白に加え「桜色+花柄」「藍色+亀甲」「抹茶色+青海波(せいがいは)」「鬱金(うこん)色+市松模様」といった日本の四季や文化を意識したボディカラーと柄を設定した。

「桜色+花柄」
「藍色+亀甲」
「抹茶色+青海波(せいがいは)」
「鬱金(うこん)色+市松模様」

 1970年の大阪万博(日本国際博覧会)においてもダイハツは、各パビリオンに貸し出すパビリオンカーをはじめ、来場者用のエキスポタクシーや警備用、迷子移送用など、会場内の様々な移動に使われるEV(電気自動車)を提供。

 今回の大阪・関西万博においては、「お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする」という使命に基づき、誰もが、楽しく、快適に移動できるパーソナルモビリティとして「e-SNEAKER」を開発した。