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ホンダ、初代~最新型まで「プレリュード」歴代モデルをまとめて展示 常に時代の先端を走っていた歴史が見える

2025年4月11日~13日 開催
初代プレリュード

 本田技研工業は4月11日~13日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されている「AUTOMOBILE COUNCIL 2025」に、新型「プレリュード(プロトタイプ)」を筆頭として初代~5代目までの歴代プレリュードを展示している。

 1978年に登場した初代プレリュードは、日本車初の電動サンルーフを搭載したモデル。サブフレーム一体型のモノコックボディを採用するなどボディ剛性に注力。海外での人気も高かった。

 2代目は1982年に登場。国産車初の4輪ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)をオプションとして設定。なお、当時はA.L.B.(アンチロックブレーキ)という名称だった。1987年に世界初の4輪操舵システム(4WS)を搭載した3代目が誕生。

初代プレリュード
初代プレリュードの室内

2代目プレリュード
2代目プレリュードの室内

3代目プレリュード
3代目プレリュードの室内

 1991年に4代目となり、直列4気筒2.2リッターVTECエンジン(H22A型)を初搭載した。またVTEC機構のないF22B型エンジンも設定されていた。リアのエンブレムが初めて筆記体となり、2025年秋発売予定の新型にも継承されている。

 5代目は1996年に誕生。Type Sグレードは、世界初となる左右駆動力分配システム「ATTS(アクティブ・トルク・トランスファー・システム)」を搭載していた。2001年に販売が終了し、新型(6代目)の登場まで実に24年の月日が空いた。

 いよいよ2025年秋に発売が予定されている新型(6代目)は、輸出用の左ハンドル仕様を展示。 「S+ Shift」という新機構を初搭載したモデルとなる。

4代目プレリュード
4代目プレリュードの室内

5代目プレリュード

新型(6代目)プレリュード
6代目プレリュードの室内。輸出用の左ハンドル仕様

AUTOMOBILE COUNCIL 2025 開催概要

日時:2025年4月11日~13日10時~18時
会場:幕張メッセ 国際展示場(9~11ホール)
主催:AUTOMOBILE COUNCIL 実行委員会