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ヤナセ、創立100周年を記念した「ヤナセ ハイグレードフェア」を開催
ヤナセでしか買えない100周年記念モデルが一堂に集結
(2014/11/13 20:31)
- 2014年11月13日開催
ヤナセは11月13日、創立100周年を記念した行事の一環として顧客向けのイベント「ヤナセ ハイグレードフェア」をザ・プリンスパークタワー東京で開催した。
会期は13日のみとなっていて、招待客は基本的に東京の販売店だけとなるが7000人の来場を見込んでいるという。会場には、年輩の夫婦から若者まで幅広い年齢層の顧客が訪れていて、会場は午前中の開始早々から盛況となった。
会場となったザ・プリンスパークタワー東京のコンベンションホールにはメルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、BMW、アウディ、キャデラック、シボレーなど取り扱っている49台を一同に集めた。同社は新車の導入時にブランドや車種ごとの展示会をメーカーとともに行っているが、これほどの規模のフェアは6年ぶりで、100周年を祝う記念行事として顧客への歓迎の意味を込めて開かれた。
1915年にキャデラックの輸入販売を開始したヤナセは、来年で創立100周年を迎える。そこで、1世紀に渡るヤナセの輸入車取り扱いの歴史で培ったノウハウをもとに創立100周年記念限定車を用意した。全6ブランド、14台のモデルが設定されていて、どれも通常のオプションでは組み合わせられなくなっている。つまり、ヤナセの100周年記念車だけの特別モデルになる。
例えば、メルセデス・ベンツ「S550 long 100th Anniversary Edition」では、通常は設定のないナッパフルレザー仕様にdesignoメタライズドアッシュウッドインテリアトリムを組み合わせた内装になる。後席は、快適性を高めるショーファーパッケージを装備。エクステリアも20インチのAMGマルチスポークホイールにAMGスタイリングパッケージをセットしている。
A180 Sports 100th Anniversary Editionでは、A180にはないシルバーダイヤモンドのフロントグリルを装備し、レーダーセーフティパッケージの安全装備とナイトパッケージ+の快適装備をセット。助手席にはメモリー機能の付いたフルパワーシートを採用するなど、通常のモデルでは選べない装備が組み合わされている。
また会場には、フォルクスワーゲンが1952年に初めて国内に持ち込んだ「ビートル」や、メルセデス・ベンツ「600リムジン」「180」も展示されていた。これらの車両は、100周年に合せてレストア作業を行ってきたそうで、内外装ともに当時の面影をそのまま残し、コンディションも抜群に仕上がっているそうだ。エントラントに飾られていた600リムジンは自走してきたそうで、機関もレストアが施されている。
今週末の11月15日、16日には全国のヤナセグループの各販売店で「ヤナセ創立100周年フェア」を開催するそうなので、興味のある方はぜひ訪れていただきたい。