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世羅IC~吉舎IC間の開通により、山陽と山陰を高速道路で直結する中国横断道 尾道松江線が3月22日17時に全線開通

愛称は「中国やまなみ街道」。3月15日にはウォーキング・サイクリングイベント開催

2015年3月22日15時開通

3月22日17時に全線開通する中国横断道 尾道松江線

 中国横断自動車道 尾道松江線 世羅IC(インターチェンジ)~吉舎IC間(20.4km)が3月22日17時に開通する。ICも甲奴ICを新設。この開通により、山陰自動車道、中国自動車道、山陽自動車道を高速道路で直結。山陽~山陰間の移動時間が大幅に減少する。

 また、山陽道との接続部である尾道JCT(ジャンクション)付近には尾道IC、福山西ICがあり、四国と結ぶ西瀬戸自動車道(愛称:しまなみ海道)の起点となる西瀬戸自動車道 西瀬戸尾道ICが存在する。そのためか、尾道松江線の愛称は「中国やまなみ街道」と名付けられている。

 通行料金は、新直轄で作られた高速道路のため、三刀屋木次IC~松江玉造IC間、尾道本線料金所~尾道JCT間除いて無料。全線開通で尾道~松江の所要時間は、整備前から約80分短縮した約2時間30分となり、山陽と山陰の交通の便が飛躍的に改善される。

 なお、開通に先立つ3月15日には、甲奴IC近辺でウォーキング、マラソン、サイクリングイベントを開催。詳細は国土交通省 中国地方整備局 福山河川国道事務所に掲載されているリリース(PDF、http://www.cgr.mlit.go.jp/fukuyama/kisya/kisya_150121.pdf)を参照のこと。

【お詫びと訂正】記事初出時、尾道松江線の愛称を誤って表記しておりました。正しくは「中国やまなみ街道」となります。お詫びして訂正します。

(編集部:谷川 潔)