TOYOTA GAZOO Racing、「ヴィッツ GRMN ターボ」を全日本ラリー選手権に投入

　トヨタ自動車の「TOYOTA GAZOO Racing」は、7月23日～26日開催の「全日本ラリー選手権 Rd.5 “がんばろう！福島 MSCCラリー2015”」に、同社社員メカニックが製作したラリー車両「TOYOTA GAZOO Racing ヴィッツ GRMN ターボ」を投入すると発表した。

　今後、「ヴィッツ GRMN ターボ」で、全日本ラリー選手権の第5戦～第9戦（Rd.5～Rd.9）の全5戦を戦う。また、第5戦のドライバーには「TOYOTA GAZOO Racingチャレンジプログラム」のラリー育成ドライバーである勝田貴元選手が起用される。

　今回投入されるラリー車両「ヴィッツ GRMN ターボ」は、トヨタ自動車の社員メカニックが、全日本ラリー選手権の第1戦～第4戦（Rd.1～Rd.4）においての実戦で、経験を積みながら製作したもの。

　車両を製作した社員メカニックは、ラリーを通じた人材育成を目的とした「トヨタ自動車 凄腕技能養成部」に選抜された5名のメンバー。5名は、実戦の中で完走に導くための技能を学び、衝撃に耐えうるための補強や、ダメージから車を守るための対策などを施して、参戦車両の製作を進めてきた。今後の競技中のサービス作業も同メンバーらが務め、日本最高峰のラリーで勝利を目指す。

・全日本ラリー選手権開催スケジュール