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ホンダ、新型BEV「ゼロシリーズ」サルーンタイプのパイプフレームモデルを人とくるまのテクノロジー展2025横浜で公開中
2025年5月22日 11:18
- 2025年5月21日~23日 開催
- 入場無料(事前来場登録制)
本田技研工業は、2050年の「カーボンニュートラル」と「交通事故死者ゼロ」という目標の達成に向けた最新技術に加えて、「知能化技術」による新たな価値創造技術や、生産技術の革新により薄型化したバッテリパックなど、パシフィコ横浜で開催されている(会期:5月21日~23日)「人とくるまのテクノロジー展 2025 横浜」にて展示している。
ブースの中心には、「厚くて、重い」というEVの制約から解放し、EVの可能性を拡張した「Thin、Light、and Wise(薄い、軽い、賢い)」新型バッテリEV「0(ゼロ)シリーズ」のサルーンタイプのパイプフレームモデルを展示。
搭載されているカメラ、LiDAR、レーダー、ソナー、ECU(エレクトリック・コントロール・ユニット)、DMC(ドライバー・モニタリング・カメラ)など、次世代のホンダセンシングに関わるユニットが、車体のどの部位に装着しているかをひと目で確認できる構造となっている。
また、カメラで撮影した映像をリアルタイムでどのように認識しているかを映し出すモニターや、公道走行時に撮影した道路の認識映像も確認できる。
そのほかにも、本田技術研究所が使用済み自動車(End-of-Life Vehicle=ELV)から回収したプラスチックを原料として、出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパンが、油化ケミカルリサイクル技術により生産した生成油を活用して、ELV由来プラスチックの再資源化した“廃車由来100%油化ケミカルリサイクル材”の適用や、東洋レーヨン(現:東レ)が開発した丈夫で耐熱性・耐薬品性・染色性・吸水性・吸湿性に優れた合成繊維「ナイロン6」の水平リサイクル技術、二輪車用塗装レス外装カバー技術、リサイクルPP材の二輪部品適用技術なども紹介している。