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車載向け25Gbps光通信コンポーネントなど、矢崎グループの“つなぐ”技術を出展

2026年5月27日〜29日 開催
矢崎グループが2032年に向けて開発中の25Gbps光通信コンポーネント

 矢崎総業は、「人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA」(パシフィコ横浜:5月27日〜29日開催)に出展。自動運転・SDVの進化に不可欠な超高速通信に向けた25Gbps光通信コンポーネントなど、同社の“つなぐ”技術を紹介している。

 EV(電気自動車)やSDV(Software Defined Vehicle)の拡大により、車両開発がソフトウェア中心へとシフトする中、過酷な環境下でもクルマの安全を支える各種センサやコネクタといった「車内インフラ(基盤)」の重要性が高まっている。

 同社ブースでは、2032年に向けて開発中の車載向け光コネクタ・ケーブルASSYを展示していた。

2032年に向けて開発中の25Gbps光通信コンポーネント

 同社が車載用の「光」通信に取り組み始めた歴史は古く、オーディオ系エンタメ信号用としてスタートしたのが始まりだという。当時はノイズ対策が主な目的であったが、現代の自動運転やSDVの時代において、光通信の役割は「超高速・大容量通信」へと大きくシフトしている。

 自動運転の高度化に伴い、センサー類の増加や車載カメラの高画素化など、車内で処理すべきデータ量は増大している。従来の電気通信(メタルケーブル)のまま高速化・大容量化を追求すると、どうしてもノイズの問題が避けられず、シールドを厚くすれば今度はハーネス自体が太く重くなってしまうジレンマがあった。

 光ファイバーを用いたシステムはノイズの影響を受けないため、ケーブルを細く軽量なままに保ちながら、25Gbpsという超高速通信を実現させようというのが狙い。展示物は、光-電気変換トランシーバ(FOT)一体型の光コネクタから、光ファイバ、中継コネクタといったコンポーネントを提案している。

 こうした展示のほかにも、矢崎グループでは今回の出展コンセプトを「つなぐを、つくる、おもしろく。」とし、車両の高速通信化・電動化、運転の快適化に貢献する製品に加え、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー(循環型経済)に貢献する材料や関連事業など、未来 of モビリティ社会を支える最新の取り組みを紹介している。

モジュラーコネクタ
各種センサー類の展示
交換式バッテリ用コネクタ
交換式バッテリ用コネクタは、交換式バッテリに対応したクルマとバッテリの電気接続用コネクタ。車両とバッテリパック等の位置ズレを吸収できる構造を提案している
2輪車向けスマートメータ:スマートフォンのナビ案内やコンテンツを、Bluetooth Low Energy(BLE)を介して安全・快適に転送・表示する二輪車専用の次世代メーターシステム
アンビエント照明システム / 汎用LEDユニット:ADAS(先進運転支援システム)と連動し、光の点滅や色変化によってドライバーへ直感的に情報を通知する演出照明システム。車内のトータルコーディネートを可能にする防水仕様の汎用LEDユニットなども並ぶ
カーボンニュートラル/サーキュラーエコノミーへの貢献:環境負荷低減に向けて開発された、自動車廃材から再生したリサイクル材料や環境関連事業について紹介している
矢崎グループのブース