車載状態の新型サイバーナビを一般公開した「カロッツェリア エクスペリエンス 2016」が名古屋で開催

カロッツェリア エクスペリエンス 2016 名古屋

　パイオニアは5月16日、Zepp 名古屋（愛知県名古屋市）において新型サイバーナビの実機を体験できるユーザー向けイベント「カロッツェリア エクスペリエンス 2016」を開催した。

　これは一昨年から新モデルの発表に合わせて行なわれているイベントで、今回は東京を皮切りに5月26日まで各地で開催される予定となっており、今回の名古屋は東京に続いて2カ所目となるスポット。2日間にわたり開催された東京では600名を超える来場者を数えたが、名古屋でも18時30分の開場を前にホール入口には長い列が形成され、新しいサイバーナビへの期待の高さが伺えるものとなった。

会場となったZepp 名古屋

立体的な展示を実施

　会場内には東京会場と同じく、10V型ワイド画面の車種専用メインユニットを装着した「ヴォクシー」「ヴェルファイア」「ステップワゴン」、7V型200mmワイドメインユニット装着車の「86」、8V型ラージサイズメインユニット装着車の「ムーヴ」、同社デモカーのイメージリーダー的存在となっている「R8」が並べられ、このほかにも数多くの操作可能な実機が並べられていた。

トヨタ ヴォクシー

トヨタ ヴェルファイア

ホンダ ステップワゴン

トヨタ 86はオーディオ視聴向け

アウディ R8

ダイハツ ムーヴ

　来場者を見ていると比較的若い人が多く、ナビはもちろんAV面も重視している印象を受けた。また、現在、または過去にサイバーナビを使っていたユーザーが多いようで、デモカーや実機を細かくチェックしている姿が見られた。その一方で「サイバーナビの企画担当者が語る！」と題した商品解説のプレゼンテーションも大人気で、多くの来場者が耳を傾けていた。

新型サイバーナビに触って「指先に電流が走った（ような）」写真を撮ることができる展示

カロッツェリアナビの歴史

さまざまな実機が並ぶ

　来場者に話を聞いてみると、やはりシステムを一新した新型に興味があるとのこと。実機の印象は「操作性がよくスムーズになった。大きな画面も魅力がある」（30代男性）、「車種別モデルの筐体に採用されている静電式タッチパネルが格好いい」（30代男性）、「車種別モデルは近未来的でいいと思う」（30代女性）、「レスポンスがよくなってサクサク動く」（10代男性）とおおむね好評の様子。

　気に入ったポイントとしては「DVDで音楽クリップをよく聴くので、音のよさと大画面が魅力」（30代男性）、「スマホライクな操作性がいい」（30代男性）、「画面がキレイで色の再現性がいい」（10代男性）と、大画面と音のよさが魅力的に映ったようだった。一方、10V型ワイド画面の車種専用メインユニットモデルは9月発売とまだ時間があることもあって「性能はいいと思うので、どこまでキレイになるかに注目」（30代男性）、「もう1年待って次のモデルが出たら考える」（40代男性）と冷静な意見もあった。

開場前には長い列ができた

もちろん今回もお土産付

会場入口で展示レイアウトを紹介

閉会直前まで来場者が途切れることなく盛況だった

大人気だった「サイバーナビの企画担当者が語る！」コーナー

オーディオ視聴向けの86には長い列ができていた

購入前提の来場者が多いようで細かくチェックしていた

今後の開催予定

　次回のカロッツェリア エクスペリエンス 2016は大阪での開催が予定されており、その後に仙台、広島、福岡と開催されていく。

開催日 開催地 会場 開催時間
5月19日　大阪 梅田スカイビル　18時30分～21時
5月22日　仙台 夢メッセみやぎ　14時～17時
5月23日　広島 ANA クラウンプラザホテル広島　18時30分～21時
5月26日　福岡 FFB HALL　18時30分～21時