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ちょっと写真で見る マツダ「ロードスター」(2022年11月商品改良)

2022年11月17日 発表

「ロードスター」の特別仕様車「ブラウン・トップ」

 マツダは11月17日、「ロードスター」の商品改良にあわせて4代目ロードスターのコンセプトである「人生を楽しもう Joy of the Moment,Joy of the Life」をさらに深めることを目指し、特別仕様車「BROWN TOP(ブラウン・トップ)」を追加した。同日から予約受付を開始し、12月中旬に発売する。価格は6速MT車が325万7100円、6速AT車が337万2600円。なお、ブラウン・トップの注文は2023年7月末までとなっている。

 ブラウン・トップはS Leather Packageをベースに、品の漂うブラウンのソフトトップを採用。また、ドアミラーをボディカラー同色に設定。現状のラインアップでピアノブラックではなくボディ同色となるのはブラウン・トップのみとなる。ただし、メーカーオプションでピアノブラックも選択可能だ。

 さらに、高輝度塗装の16インチアルミホイールを装着し、装着タイヤは通常モデルと同じ横浜ゴムのアドバンスポーツ(サイズ195/50R16)。6速MTではレッド塗装のブレンボ製4ピストンキャリパー、レッド塗装のリアブレーキキャリパー、電動リモコン式ドアミラー、レイズ製の16インチ鍛造アルミホイール(ダークガンメタリック塗装)がセットになったオプションが33万円で設定されている。

特別仕様車「ブラウン・トップ」。撮影車両のボディカラーはプラチナクオーツメタリック
ブラウンのソフトトップ。通常モデルはブラックで、特別仕様車「990S」のダークブルーを入れて全3色となっている
高輝度塗装の16インチアルミホイールはブラウン・トップ専用品
ボディ同色のサイドミラーで一体感を増している

 インテリアはラインアップ唯一のテラコッタカラーのナッパレザーシートを装備。ドアトリムとインパネデコレーションパネルにテラコッタカラーのステッチを施すことで、リッチな雰囲気を演出している。また、最上位グレードの「S Special Package」のみだった6スピーカー(ドア×2/フロントピラーツイーター×2/運転席ヘッドレスト×2)が標準装備としている。ボーズサウンドシステム+9スピーカーはオプションとなる(7万7000円)。

テラコッタカラーのナッパレザーシート
テラコッタとは陶器の素焼き物のような茶色がかったオレンジ色のこと
インパネデコレーションパネルにもテラコッタカラーのステッチが施される
ドアトリムも同様にテラコッタカラーのステッチが入る

 また、今回の商品改良ではボディカラーに新色「ジルコンサンドメタリック」を追加。ラージ商品群のSUVモデル「CX-60」や「CX-5」「CX-8」に「フィールドジャーニー」というキャラクターカラーとして先行して採用されている色で、晴れているとハイライトはシャープに光りながらシェードはしっかり影が落ちることで造形にメリハリが生まれるカラーとなっている。

ジルコンサンドは鋳型に使われる砂の名前