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【短期連載】スバル 水平対向エンジン60周年に寄せて 第5回
どんな悪路も心配なし。全国を撮る風景写真家が選んだ「フォレスター」という相棒
- 提供:
- 株式会社SUBARU
2026年8月13日 11:00
60周年記念イベントを販売店で開催
スバルは、水平対向エンジンの誕生60周年を記念して、8月22日~23日、29日~30日に「SUBARU BOXER 60th 記念祭 第2弾」を各地の販売店で開催する。
第2弾では、5月に開催された第1弾に引き続き、エンジンの歴史や開発思想、技術的特徴を紹介したヒストリーパネル展や、歴代エンジンサウンドの試聴、エンジン模型の展示といったさまざまなコンテンツが楽しめる。
また、店頭ではマイスバル会員向けに、「SUBARU BOXER 60th オリジナルうちわ」(3種のうち1種)をプレゼント。暑い夏を少し涼しくするファン垂涎のアイテムについて、詳細は店舗スタッフに問い合わせいただきたい。
ほかにも、店頭での試乗でプレゼントがもらえるなど、お楽しみコンテンツが盛りだくさんの展示会となるので、詳しくはSUBARU BOXER 60th記念祭の特設サイトをチェックしてほしい。
今回の短期連載では、スバルの水平対向エンジンが誕生60周年の節目を迎えるにあたり、各方面からのメッセージを再び3回にわけてお届けする。第5回はかつて後輪駆動の乗用車で雪道にスタックし立ち往生した経験から、一念発起してスバルへと乗り換えたというフォトグラファー・喜多規子さんの愛車との出会いから2台目へと乗り継ぐに至った理由を聞いた。
きっかけは雪道での立ち往生
全国各地をクルマで巡りながら撮影を続けるフォトグラファーの喜多規子さんは、大型のカメラバッグを何個も積み込み、ときには車中泊をしながら現場へ向かうという生活を送っている。そんな過酷な移動を支えているのが、2台にわたって乗り継いできた愛車のスバル「フォレスター」だ。
大学時代に免許を取得して以来、ペーパードライバーになることなく運転を続けてきたという喜多さん。これまでハッチバックやセダンなど、輸入車を中心に乗り継いできた。
転機となったのはとある取材だった。4月に桜の撮影のため長野へ向かったところ、季節外れの雪に見舞われ、当時乗っていた後輪駆動(FR)の乗用車がぬかるみでスタック。動けなくなったクルマを軽トラックに牽引してもらうという事態に陥ってしまう。「このときに、悪路や雪道でもしっかり対応できる本格的な4WDのSUVに乗り換えたいと痛感したんです」と振り返る。
乗り換えを検討していたところ、「夫からスバルの水平対向エンジンは、名だたるスポーツカーにも採用されている構造だからいいよ」と勧められたこともあり、スバルへの興味が一気に高まることに。結果、悪路や雪道にもしっかり対応できる4WDのSUVとして、フォレスターを選んだ。
その後、乗り慣れた1台目のフォレスターの走行距離もかさんできたタイミングで、ちょうど新型フォレスターが発売された。それが今の愛車となる5代目フォレスターだ。「悩むことなく、また同じフォレスターを選びました」と笑う。
水平対向エンジンが支える、圧倒的な走破性
スバルの水平対向エンジンは、クランクシャフトを挟んでピストンが左右水平に対向して配置される、独自のレイアウトを持つエンジンだ。エンジン全体の背が低く車体の中心に据えられるため、クルマ全体の重心を大きく下げられる。この低重心設計に、前後左右へバランスよく駆動力を配分する「シンメトリカルAWD」が組み合わさることで、フォレスターならではの粘り強い走破性が生まれている。
喜多さんがその実力を最も実感したのが、北海道での取材だった。「去年の2月、道東で撮影ツアーをした帰りに、苫小牧のフェリー乗り場へ向かっていたんです。そうしたら帯広のあたりで大雪に見舞われて、高速道路が事故で通行止めになってしまって……。フェリーの出港時間も迫っていたので、雪深い峠道を迂回するしかありませんでした」。大型トラックでさえスリップするような過酷な路面状況だったが、約10cmの新雪やぬかるみが続く峠道でも、フォレスターは一度もスタックすることなく力強く走破。無事に苫小牧までたどり着き、フェリーの出港時間にも間に合ったという。
「あのとき、もし途中でスタックしていたらフェリーには間に合わなかったと思います。どんな状況でも安心して走れるフォレスターの走破性の高さを、身をもって実感しました」と喜多さんは話す。
絶景を求めて全国を巡り、フォレスターの走行距離はすでに16万kmを超えたという。喜多さんにとって、目的地までの道のりそのものに不安を感じずに済むことは、何よりの安心材料になっている。「行ってみたい撮影地があっても、道路状況が心配で諦めてしまうことが正直ありました。でも今は、その心配をほとんどしなくなりました」。フォレスターの走破性は、喜多さんが挑める撮影の可能性そのものを大きく広げていると言えそうだ。
アイサイトが支える、移動そのものの快適さ
撮影の仕事は、現場に着くまでの移動からすでに始まっている。喜多さんの場合、よい光の状態で撮るには早朝から現場入りする必要があり、出発前には仮眠を取ってから向かうことも少なくない。さらに渋滞を避けるために深夜2~3時頃に出発するなど、移動のタイミングそのものに工夫を重ねてきたという。
そんな長時間移動を大きく変えてくれたのが、フォレスターに搭載された運転支援システム「アイサイト」だ。高速道路での巡航時にアクセルやブレーキの操作をサポートしてくれるおかげで、常に自分の足でペダルを踏み続ける必要が少なくなり、体への負担が目に見えて減ったという。「アイサイトがあるおかげで、足の疲労がまったく違うんです。以前より休憩の回数もぐっと減りました」。
この差は、現地に着いてからの動き方にもはっきり表れる。以前は移動だけで疲れてしまい、到着してもしばらくは体を休めてから撮影に入っていたが、今はその必要がほとんどないという。「クルマを降りてすぐにカメラを構えられる感覚があります。深夜出発・早朝現場入りというハードなスケジュールの仕事だからこそ、移動の疲労をどれだけ減らせるかは撮影のクオリティにも直結する。アイサイトの恩恵は、想像していた以上に大きかったですね」。
車中泊仕様への“自作”アップデート
全国を車中泊しながら撮影して巡るスタイルをとる喜多さんにとって、フォレスターは移動手段であると同時に「宿」でもある。大量の撮影機材とともに、大型のカメラバッグを複数積み込んで各地を回る日々だ。
そこで喜多さんは自作のコンパネ(フラットボード)を作成・設置し、快適な就寝スペースを確保するという工夫を凝らしている。コンパネと車体の間にできるわずかな隙間も無駄にせず、撮影機材や、山中での熊との遭遇に備えた対策グッズなどを収納するスペースとして活用しているという。















