アウディ、NVIDIA「Tegra 3」を全車に採用 2013年から、次世代インフォテインメント・システムとデジタル式メータパネルに |
米NVIDIA(エヌビディア)は11日(現地時間)、独アウディが2013年からNVIDIAのモバイル・プロセッサ「Tegra 3(テグラ3)」を全車に採用すると発表した。
Tegra 3は4つのCPUコアとGPUのほか、音声、動画、静止画のそれぞれに専用のプロセッサを混載した、モバイル向けのシステム・オン・チップ。自動車のほか、スマートフォンやタブレット端末などでも使われる。
アウディはインフォテインメント・システムとデジタル式メータパネルを実現する「ビジュアル・コンピューティング・モジュール(VCM)」にTegra 3を採用。VCMにはTegra 3のほか、メモリとIOコントローラが搭載される。VCMにより、より美しく精密にビジュアライズされたインストゥルメントパネルとインフォテインメントシステムが期待される。
(編集部:田中真一郎)
2012年 1月 12日