独VW、300PSの新型「ゴルフR」を発表

　独フォルクスワーゲンは8月21日（現地時間）、新型「ゴルフR」を発表した。欧州市場に今年度中に投入予定としている。

　写真で公開された新型ゴルフRは2ドアモデルだが、同時に公開されたイラストでは4ドアモデルもラインアップされることが見て取れる。

　新型ゴルフRは新設計のTSIエンジンを搭載し、最高出力は先代から30PS増の221kW（300PS）を達成。MTまたは6速DSGを設定し、最新の4MOTION（4WD）システムを搭載する。6速DSGの場合、0-100km/h加速は4.9秒としている。

　その一方で、アイドリングストップシステムやバッテリー回生技術なども採用し、燃料消費量は先代の8.5L/100kmから7.1L/100kmに、CO₂排出量は199g/kmから165g/kmにそれぞれ改善されている。

　エクステリアでは専用デザインのバンパーや18インチホイールを装備するほか、先代ではセンター2本出しだったマフラーエンドが、左右4本出しになっている。