2016 ニューヨークショー
マツダ、NYショープレビューナイトで新型「MX-5 RF」の実車を世界初披露
ボディカラーは“ソウルレッド”に続く特別塗装色「マシーングレー」
(2016/3/23 15:51)
- 2016年3月22日(現地時間)開催
マツダは3月22日(現地時間)、ニューヨーク国際自動車ショーの開幕に先駆けたプレビューナイトにて「Mazda MX-5 RF」のワールドプレミアを行なった。
可動式のハードトップを纏った量産モデルは、先代のNC型でも「RHT(パワー・リトラクタブル・ハードトップ)」として追加導入されていて、かなりのシェアを持つ人気モデルになっていた。
先代では人気を得ていたRHTだが、現行のNDロードスターはキャビンが大幅に小さくなっているので、同様のハードトップを使った可動式トップにするのは相当な困難があったはず。
車名のRFは「リトラクタブル・ファストバック」の略で、やはり最大の特徴は流麗なファストバックスタイルになる。
ルーフの開閉方法は先代とは大きく異なり、ルーフのみが開閉するタルガトップのような格好。ファストバックの部分とルーフが分割されていて、ファストバックが後方にせり上がりルーフを収納する。
プレビューナイトでスピーチを行なったマツダ 常務執行役員 マツダモーターオブアメリカinc.社長兼CEOの毛籠勝弘氏は「ごらんのとおり、RFは紛れもなくMX-5ファミリーの一員です。そしてMX-5の本質的価値を存分に体現しています。MX-5がお客様にもたらす価値はスポーツカーの走行性能、オープンエア感覚、純粋で情熱的、そして所有する歓び、つまり『Lots of fun』です」と語り、MX-5の価値観について紹介した。
続けて、「この新しいRFという、今よりもスタイリッシュな装いを身にまとったMX-5ファミリーの“正当な血を引く弟”が加わりました。米国では夏以降に事前予約受注を開始する予定です」と、販売時期についても説明された。
ニューヨーク国際自動車ショーにおけるマツダのプレスカンファレンスは、現地時間で3月24日11時20分から行なわれる。カンファレンスの様子などは追ってリポートしたい。