イベントレポート
【東京モーターショー 2019】3回目の商品改良。ポリメタルグレーメタリック×グレー幌の「ロードスター」も展示されるマツダブース
特別仕様車「CX-8 エクスクルーシブ・モード」も展示
2019年10月23日 16:54
- 2019年10月23日 開幕
- 2019年10月25日 プレビューデー
- 2019年10月25日~11月4日 一般公開日
10月23日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で「第46回東京モーターショー2019」が開幕した。10月25日はプレビューデー、10月25日~11月4日が一般公開日となる。
東京ビッグサイト 南1ホール(SP04)にあるマツダブースでは、11時20分にスタートしたプレスカンファレンスで新世代商品の第3弾で同社として初の量産電気自動車(EV)「MX-30」を世界初公開した。プレスカンファレンスで登壇した丸本明代表取締役社長兼CEOは、2030年時点で生産するすべての車両に電動化技術の「e-SKYACTIV」を搭載するとアナウンスした。
マツダブースではMX-30の世界初公開に加えて、ブース内で2台の商品改良モデルを公開。1台目は「ロードスター」で、2017年、2018年に続いて3回目の商品改良となる。
ボディカラーは「MAZDA3」や「CX-30」でも採用された新世代を象徴する「ポリメタルグレーメタリック」が追加され、幌も新色となる「グレー」を用意。カラーコーディネーションする楽しみがさらに広がった。
もう1台は、2017年12月に発売された3列シートSUVの「CX-8」。2018年10月に初の商品改良によって、ガソリンターボエンジンの「SKYACTIV-G 2.5T」と自然吸気の「SKYACTIV-G 2.5」が追加され、車両制御がG-ベクタリングコントロール プラスへ進化した。
商品改良としては2度目となる今回は、特別仕様車の「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」が加わった。この特別仕様車は、キャプテンシート仕様となる2列目にマツダ車として初となる電動スライド&リクライニングやベンチレーション機構を装備。パッセンジャーにも上質な室内空間を提供する。
また、電動スライドガラスサンルーフの設定や、3列目シートでもUSB端子から充電が可能となるなど利便性や商品性を拡充。収容力には定評があるCX-8だが、サブトランクボックスの容量を拡大することで、3列目を起こした状態でも機内持ち込みサイズのスーツケースを4つ収めることが可能となった。
そのほか、東京モーターショー 2019で初公開された2台の商品改良モデルに加えて、使い勝手に優れたパッケージを持つ「CX-30」はガソリンエンジンとディーゼルエンジン搭載の2モデルも展示。5月の発売開始から好調なセールスを記録しているMAZDA3は、セダンとファストバックともに置かれている。また、今冬に市場導入されるSKYACTIV-Xのエンジンカットモデル、ロードスターの世界観を表現したスペースなど、見どころが満載となっている。