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【SUPER GT 第7戦タイ】GT500/GT300、ポールポジション会見
平川選手、ポイントリーダーの「NISMOとの差を詰めていきたい」
2017年10月7日 23:15
- 2017年10月7日～8日 開催
タイのチャン・インターナショナル・サーキット開催されているSUPER GT第7戦「2017 AUTOBACS SUPER GT Round7 Chang SUPER GT RACE」。10月7日に行なわれた予選終了後、ポールポジションを獲得したチームの記者会見が実施された。
予選では、GT500は37号車「KeePer TOM'S LC500」（平川亮/ニック・キャシディ組、BS）、GT300は21号車「Hitotsuyama Audi R8 LMS」（リチャード・ライアン/柳田真孝組、DL）がそれぞれポールを獲得している。
本記事ではポールポジション記者会見で語られた各選手のコメントをお届けする。
GT500クラスのポール、37号車「KeePer TOM'S LC500」
平川亮選手：今回の大会からハンデが半分。前回の鈴鹿から一発の速さには自信があり、かつ残り2戦で、この予選がすごく重要になると分かっていて、予選前からプレッシャーがあった。予選はちょっと引っかかりながらも最終ラップにうまくまとめてポールポジションを獲ることができたので、率直にうれしく思っています。
（明日は）天候はいまいちわからないですけれども、一番いいところからスタートするので、（ニック・キャシディ選手に）ゆっくり、しっかり決めてもらって、あとは後半自分の仕事をしっかりするだけ。そのなかでベストを尽くしたいと思っています。
残りは2戦ですけど、チャンピオンシップのなかで明日は重要なレースになります。ポイントをリードしているNISMOは下位に沈んでいますが、決勝レースでは上がってくると思いますし、そのなかで僕達は明日逆転しなきゃいけない。作戦的にはNISMOとの差を詰めていきたいなと思っています。
ニック・キャシディ選手：スーパーハッピーです。（ポイントランキングで2位という）この状況で、（昨日から）大変大きなプレッシャーがあって、明日（の予選）はとても大事だと考えていた。9月にスーパーフォーミュラでポールポジションを獲り、またSUPER GTでもポールポジションを獲ることができて、非常にうれしいです。明日の目標はポールトゥウィンですが、ポイントを獲ることが重要です。残り2戦で上位との差を詰めていきたいと思っています。
GT300クラスのポール、21号車「Hitotsuyama Audi R8 LMS」
リチャード・ライアン選手：今シーズンはずっとよくなかったので、この結果には驚いています。クルマのパフォーマンスはすごくよくて、ウェットの状況ではあったが、いける！と感じました。チームはパーフェクトなバランスのクルマを作ってくれて、Q1で自分がミスしてしまったけれどリカバーできた。
Q2は自分は走らなかったが、（ポールタイムを獲った）柳田さんにおめでとうと言いたい。明日はコンディション次第ではあるけれど、今夜はチームの人たちには明日の準備してもらいたいので、ポールポジションを祝うパーティは控えてもらえれば（笑）。
柳田真孝選手：ぼくも本当に驚いています。今年はこれまですごく苦しいシーズンが続いていて、結果が出ず、予選も苦しかったんですけど、今日は恵みの雨になりました。ダンロップタイヤはこのコンディションだとウェットタイヤがいいパフォーマンス発揮してくれます。Q1を走ったリチャードからインフォメーションを細かく聞いたりして（Q2に臨んだ）。チーム初めてのポールポジションということで、チームとリチャードにお礼とおめでとうを言いたいです
明日はできればこのコンディションでもう1回レースしたい、とはいかないだろうけれど、自分たちの力を引き出せればいいのかなと思います。今週はタイ全土が喪に服して大変な状況で、タイのみなさんに準備してもらった。僕達日本のSUPER GTは非常に人気があって、広まっていくことも重要だと思う。僕達はチャンピオン争いには関係ないのですが、GT300、GT500ともにいいレースを見せて、みなさんを元気づけるようなレースにしていきたいと思いますので、みなさんに応援してもらいたいです。頑張ります。