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日産、東京オートサロン2018で「セレナ e-POWER」「ノート e-POWER」「エクストレイル」のオーテック仕様公開
オバフェン仕様のリーフなど「グランドツーリング」コンセプトの3台も展示
2017年12月18日 18:44
- 2018年1月12日~14日 開催
日産自動車、オーテックジャパン、NISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は12月18日、2018年1月12日~14日に幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催される「東京オートサロン2018」の出展概要を発表した。
今回の東京オートサロンでは、「グランドツーリング」と呼ばれるコンセプトのエッセンスを加えた「リーフ」「NV350キャラバン」「エクストレイル」のコンセプトモデルとともに、「フェアレディ Z Heritage Edition」やNISMOロードカー、11月に発表された新プレミアムスポーティブランド「AUTECH(オーテック)」のコンセプトモデルなどを出展。さらに、GT500 MOTUL AUTECH GT-Rのレーシングカー展示や、各種トークショーイベントなども予定する。
そのほか、2018年1月12日の発表を予定する「エルグランド」の特別仕様車も展示される予定。
リーフ Grand Touring Concept(参考出品)
9月にフルモデルチェンジした新型「リーフ」に、「グランドツーリング」のエッセンスを加えたモデル。エクステリアではブラック&マットシルバーのツートンカラーを採用するとともに、オーバーフェンダーや大径ホイールなどを施してロー&ワイドなスタイリングを演出。
インテリアは、ブラックの内装色にアクセントを加えて上質でスタイリッシュな空間を演出。週末に郊外などへのロングドライブで快適なツーリングカーに仕立てたという。
NV350キャラバン Grand Touring Concept(参考出品)
NV350キャラバンにアウトドアもシティユースも満喫できる「オールラウンダーグランドツーリング」のエッセンスを加えた参考出品車。
エクステリアではフロントとリアにプロテクター、オーバーフェンダーやボディグラフィックをあしらい、オンロードもオフロードもこなせるオールラウンダーを表現。インテリアは、お気に入りのガレージをそのまま車内に移動させたような整った収納とこだわりのギアに囲まれた空間を演出した。
エクストレイル Grand Touring Concept(参考出品)
エクストレイルに「アクティブなグランドツーリング」のエッセンスを加えたモデル。
エクステリアでは張り出したオーバーフェンダーを採用したほか、鮮やかなプレミアムコロナオレンジを基調に大胆なグラデーションを纏ったボディグラフィックによってアクティブ感を表現。インテリアはモノトーンにアクセントを加えてスタイリッシュさを演出した。
フェアレディ Z Heritage Edition(参考出品)
2016年にアメリカで発売されたモデルをベースとした参考出品車。エクステリアではミラーやボディ各所にブラックのグラフィックを施し、インテリアでは随所にイエローのアクセントを取り入れた。
ノート e-POWER C-Gear
SUVテイストの新しいアウトドアバージョンとなる「ノート e-POWER C-Gear」。エクステリアにはダークメタリック色のスタイリングガードやホイールアーチガーニッシュ、専用デザインのアルミホイール、グリーン色をあしらった専用シートクロスなどを採用した。
セレナ e-POWER AUTECH Concept、ノート e-POWER AUTECH Concept、エクストレイル AUTECH Concept(参考出品)
11月に発表された新プレミアムスポーティブランド「AUTECH」の3台がお目見え。会場では2018年春に発売予定の「セレナ e-POWER」をベースとした「セレナ e-POWER AUTECH Concept」を参考出品するほか、「ノート e-POWER AUTECH Concept」(参考出品)、「エクストレイル AUTECH Concept」(参考出品)が展示される。
なお、コンセプトカーのベースとなる「セレナ AUTECH」については、2018年1月12日に発表するとのこと。
セレナ NISMO
セレナの特徴である家族での使い勝手のよさや乗員の快適性を損なうことなく、「迫力のスタイリング」と「爽快なドライビング」を実現したモデル。
エクステリアを精悍なデザインに仕上げるとともに、優れた空力性能を実現。インテリアでは随所にNISMOカラーのレッドアクセントをあしらうなど、ドライバーの気持ちが高揚するスポーティな演出を施した。
また、専用のボディ補強やサスペンションチューニングなどによって気持ちのよいハンドリングを実現するとともに、専用ECMやマフラーを採用し、気持ちのよい加速フィーリングを実現したという。
リーフ NISMO Concept(参考出品)
「リーフ NISMO Concept」は、EVの持つ環境性能はそのままに、NISMOらしいスポーティな走りを実現したNISMOブランドによるEVコンセプトモデル。
専用のエクステリアは、NISMOのレーシングテクノロジーによってCd値を悪化させることなくリフト量を低減し、優れた空力性能を実現。インテリアではブラック内装にレッドのアクセントを施し、走りへの期待感を高める空間を演出。
また、チューニングされた専用サスペンションや高性能タイヤなどの採用に加え、電動駆動の特性を活かし、どこからでも瞬発力の高い加速フィールを提供する専用チューニングコンピュータ(VCM)を搭載したことで、NISMOらしい走りの楽しさを提供するという。
ノート e-POWER NISMO(NISMO SPORTS PARTS装着車)
胸のすくような加速性能、優れた静粛性を実現したノート e-POWER NISMOに、ミニサーキットでのスポーツ走行を楽しむために開発された専用コンピュータ、サスペンションパーツ、駆動系パーツなどを装着したモデル。
GT-R NISMO
NISMOロードカーシリーズのフラグシップモデル。
600PSを生み出す専用チューンが施されたVR38DETT型エンジンは、GT3選手権で使用する高流量、大口径のターボを搭載。専用のカーボンファイバー製フロントバンパーは、カーボンファイバーシートを幾層にも重ねて精巧に作り上げることで理想的な強度を実現。カナード形状のデザインがもたらす空気の流れにより大きなダウンフォースを発生させ、超高速域での優れた安定性を実現した。
エクストレイル(NISMO Performance Package装着車)
エクストレイルの「NISMOパフォーマンスパッケージ」では、スポーティなスタイルを演出するのみならず、エアロダイナミクスにより空力性能を向上させた。