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日産、2018年シーズンから「フォーミュラE」に日系自動車メーカーとして初参戦
2018年末に開幕する第5シーズンから
2017年10月25日 11:21
- 2017年10月25日 発表
日産自動車は10月25日、2018年から日系自動車メーカーとして初めて、電気自動車フォーミュラカーレース「FIA フォーミュラE 選手権」に参戦すると発表した。
2014年に開幕したFIA フォーミュラE 選手権は、さまざまなチームやメーカーが世界各地の大都市に設置されたストーリトサーキットで、100%電動パワートレーンの性能を競い合うグローバルレース。日産は、新たなシャシーとバッテリーが導入される予定の2018年末に開幕する第5シーズンより参戦する。
日産自動車 グローバルマーケティング&セールス ゼロエミッションビークル バッテリービジネス MC-Japan/A&O(日本・アジア・オセアニア事業)担当副社長のダニエレ・スキラッチ氏は、「力強い加速や高い操縦性など電気自動車ならではの運転する楽しさを究極の形で伝えるため、日産は世界初のEVレースであるフォーミュラE 選手権に参戦します。長いモータースポーツの歴史を持つ日産が日系自動車メーカーとして初めて、同選手権に参加することは、『ニッサン インテリジェント モビリティ』を次世代のレースファンに伝えるグローバルプラットフォームを得たということです」とコメント。
また、「日産のDNAには、電動モビリティの技術革新における豊富な経験だけでなく、モータースポーツにおける長い成功の歴史があります。この2つの重要な要素を持つフォーミュラEに参戦することは、当社にとって自然なことです」と述べている。
フォーミュラEの創設者 兼 CEOのアレハンドロ・アガグ氏は、「日産の選手権への参加は、フォーミュラEにとって記念すべきことです。なぜならば、フォーミュラEは新しいメンバーを得ると同時に、日系メーカーの初参戦により、電動化がグローバルな流れであることを証明するからです。日本は最新技術開発の最前線であるとともに、フォーミュラEのファンがたくさんいます。持続可能なモビリティへの変化は、進行中であり、これからも続くでしょう。私は、日産ロゴを付けたマシンを第5シーズンから見ることを楽しみにしています」とコメントしている。